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■ イベント名 三六災害伝承フォーラム
■ 場   所  豊丘村保健センター2階大ホール
■ 日   時  2011年6月4日(土) 13:30〜16:40

満席の会場  下伊那地域での「三六災害を語るリレー座談会」は、高森町〜松川町を経て豊丘村にリレーされ、今回会場の豊丘村保健センター2階大ホールは150名ほどの参加者によって満席となりました。




 
 満席の会場

被災状況のスライド鑑賞  冒頭のあいさつで当時の村内の災害記録が紹介され、被災状況のスライド鑑賞では、村内に残る貴重な災害写真40枚ほどが詳細な解説とともに映し出されました。
 
 被災状況のスライド鑑賞

 三六災害を経験された村内在住の3名による災害体験談では、当時の災害の様子、災害時の行動、消防活動中に土石流に巻き込まれた体験のお話がありました。情報網が途絶された状況でも、口頭での情報伝達によって伴野堤防の破堤に巻き込まれる人がなかったとの話には、地域防災を考える上で学ぶべき事が多いと感じました。
講師の北澤秋司先生と災害体験談の演者3名  引き続き、司会の北澤先生とパネラーの災害体験3名に会場も加わり「まとめの会 将来への備え」がおこなわれ、次回会場へは「家族と防災について話し合い人災を減らす」、「防災訓練で防災力を上げる」が引継ぎ事項として提言されました。
 
           講師の北澤秋司先生と災害体験談の演者3名

土砂災害警戒区域図の展示  なお、参加者には豊丘村が作成した防災マップが配布され、役場担当者から防災マップ普及の取り組みが紹介されました。また、会場には村内の土砂災害警戒区域を示した詳細な図面が展示され、図に見入る来場者の姿がありました。
 
土砂災害警戒区域図の展示
村内の災害時写真展示
 
村内の災害時写真展示