■『三六災害から50年』TOPページへ
■ イベント名 シンポジウム“忘れまじ三六災害”
■ 場   所  駒ヶ根文化会館
■ 日   時  2011年5月21日(土)13:00〜17:00

パネル展示の様子  伊那谷に未曾有の大災害をもたらした昭和36年6月の「三六災害」から今年で50年となります。災害実態を再検証し、災害体験者の体験談などから、 災害の記憶の伝承、地域防災力の向上、防災のあり方などを議論するため、NPO法人天竜川ゆめ会議により企画されました。




 
 パネル展示の様子

 シンポジウムでは、北澤秋司信州大学名誉教授による基調講演、災害体験者3名による災害体験の発表、長野県・駒ヶ根市の防災部局、 北澤先生の基調講演 国直轄河川やダムを管理する事務所、水防協力団体の各代表者によるパネルディスカッションが行われました。
 北澤名誉教授は美しいスライドを用いながら、ご自身の三六災害の体験談を基に災害の恐ろしさを語っていただきました。災害体験者のみなさんのお話では、 実際に目の当たりにした洪水や土砂崩れの状況や避難中のお気持ち、家族の様子、被害の甚大さなどが、生々しく伝わってきました。  
 基調講演

パネルディスカッション  パネルディスカッションでは、防災を担当するそれぞれの団体の取り組みが紹介され、これから何をするべきか興味深い提案をお聞きすることができました。  希薄になってしまった地域のつながりをとりもどし、災害直後すぐに自助・共助の動きができるようにすること、民助(民間企業による助け)、災害の悲 惨さもしっかり伝えていくことが大事なのだと感じました。  
パネルディスカッション