次へ》
手入れの行き届かない樹林
かつて集落の近くにあった樹林、いわゆる「里山」は、薪をとったり、人々生活に密接に関わっているものでした。しかし近年、エネルギーの転換等により木材の需要が大きく減ったことで、手入れを全くされていない樹林が増えています。
この土岐川流域も同様な状態にあります。
●土岐川流域の樹林
アカマツの枯死木により荒れた林
木が密生した林
このままでは・・
豪雨時に枯れ木が流れ出たり、木の根が洗われ崩壊したり、土砂災害の危険性が高い状況です。また林内が暗くて藪化していることにより、人を更に遠ざける原因となっています。
樹林の手入れをしよう!
かつては薪を得るために、萌芽更新(伐採により森を若返らせること)や下刈り、落葉掻きがなされ、植生の遷り変りをコントロールしていました。こうすることで、明るい落葉樹が広がり、林床には草花が生え、さまざまな動植物が住む豊かな山となります。
「駄知町災害」へ戻る
次へ》
土岐川流域グリーンベルト背景へ戻る
土岐川流域グリーンベルトTOPへ戻る