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記者発表 > 2016年08月05日

土石流を滑川第1砂防堰堤がキャッチ 〜下流への被害を防ぎました〜

1.概  要

   8月1日(月)〜2日(火)の降雨により、北股沢で土石流が発生しました。
   現地を確認したところ、土石流は滑川第1砂防堰堤にて捕捉されたため、下流域での被
  害は発生しておりません。
   滑川第1砂防堰堤に達する、北股沢からの土石流の発生は、平成27年10月6日以来
  となります。


2.内  容

   8月1日〜2日の降雨では、北股沢下流の上松雨量観測所で、8月1日16時〜2日0
  2時までに、総雨量55ミリ、最大時間雨量36ミリ(8月1日16時)を観測しました
  (いずれも暫定値)。

   多治見砂防国道事務所では、監視カメラ等により警戒にあたり、8月2日15時32分
  頃に土石流の発生を確認しました。

  8月3・4日に現地調査を行い、土石流が滑川第1砂防堰堤で止まっていること、下流へ
  の被害がなかったこと、施設への被害がなかったこと、を確認しています。渓流は概ね平
  常の状態に戻っています。今回の洪水で流出した土石流は、約13,000m3と見込まれま
  す。

   管内の他の砂防施設に、今回の大雨による被害は発生しておりませんが、詳細について
  は、今後、調査を進める予定です。


3.参考資料

    添付資料 1式


【問 い 合 わ せ 先】

   多治見砂防国道事務所
   副所長    後藤 明

   砂防調査課長 有澤 俊治

   TEL 0572−25−8024