長期目標
現在定められている庄内川の治水計画は、昭和58年9月洪水、平成元年9月洪水、平成12年9月洪水等の既往洪水について検討した結果、上流基準地点多治見においてそのピーク流量を3,200m3/sとし、このうち流域内の洪水調節施設により600m3/sを調節して河道への配分流量を2,600m3/sとしています。
下流基準地点枇杷島においてはそのピーク流量を4,700m3/sとし、このうち流域内の洪水調節施設により300m3/sを調整して河道への配分流量を4,400m3/sとしています。
河川名 | 基準地点 | 基本高水のピーク流量 (m3/s) |
洪水調節施設による 調節流量(m3/s) |
河道への配分流量 (m3/s) |
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庄内川 | 多治見 |
3,200 | 600 | 2,600 |
枇杷島 | 4,700 | 300 | 4,400 |
堤防整備の状況
庄内川の堤防整備は、全国平均に比べ遅れています。完全堤防の長さを整備が必要な堤防の長さで割った堤防整備状況は、下の図のようになっています。
※河川便覧2006、国土開発調査会刊データに基づき作成。