みんなで意見交換して実現した整備が好評~多治見かわまちづくり協議会~


これまでの整備状況について

 平成23年3月22日(火)、多治見市産業文化センターにて「第6回多治見かわまちづくり協議会」が開催されました。
 「多治見かわまちづくり協議会」は、観光による賑わいや市民の憩いの場として土岐川を活用するため、地域住民と一体となって多治見橋上流周辺の水辺環境 の整備や利活用等を推進することを目的に、河川・環境関係者、教育関係者、産業観光関係者、地元自治会と行政により組織されたもので、平成21から多治見 橋上流右岸の中電跡地と隣接する記念橋までの土岐川河川敷を、観光客や市民の交流・憩いの場として整備することについて協議を重ねてきました。
今回は、これまでに行われた河川敷整備、道路改良、多治見橋高欄改修、中電跡地整備(広場)についての報告と意見交換が行われました。

みんなで意見交換して実現した整備が好評

 協議会では、平面図や整備後の写真などの資料をもとに説明が行われ、工事に関する技術的な苦労話も披露されました。委員の皆さんからは、「河川敷の遊歩 道は歩きやすく、市民にとって良い散歩道ができて感謝している。」、「市民と市や県、国が一体となってまちづくりができた。」、「中電跡地の広場は産業観 光の面からも重要で、これからイベント開催などによって市民に広く活用してもらいたい。」、「橋の高欄は昭和初期に作られた元の高欄のイメージを大切にし たデザインで、道路の防護柵もスマートで非常に良い。」、「全体の景観に風情があって良い。」、「安心・安全が保たれた整備で達成感を感じる。」などのご 意見を頂きました。

中電跡地の広場
整備された多治見橋と中電跡地前の河川 敷
ベニシダレザクラ 中電跡地の広場
中電跡地の広場(現在整備中)
シンボルツリーのベニシダレザクラ
中電跡地の広場(現在整備中)
夏にはミストが吹き出す涼しい仕掛けも

新たな「かわまちづくり」へ

 今回、多治見橋から記念橋までの整備がほぼ完了したことにより、市民と一体となった維持管理や利活用の推進について検討を進めていくことが確認されました。  平成23年度からは、国長橋上流右岸に現在建設中の新多治見市民病院と土岐川が一体となった福祉、医療の場としての機能を併せもった「かわまちづくり」 について、新しい「多治見かわまちづくり協議会(仮称)」にて議論していくことが予定されています。今後とも皆様のご協力をお願い致します。