小里川ダム見学会を開催しました。

「森と湖に親しむ旬間」に小里川ダム見学会

 国土交通省および農林水産省は、毎年7月21日から31日までを「森と湖に親しむ旬間」として定めています。「森と湖に親しむ旬間」は、みなさんに森林や湖に親しむ機会を提供することにより、心身をリフレッシュしながら、森林、ダム、河川等の重要性について理解を深めていただくことを目的としています。本年度も旬間中は、全国各地のダムや水源地域等において各種行事等が実施され、当事務所が管理を行う小里川(おりがわ)ダムでも、7月25日(日)に『小里川ダム堤体見学会』が開催されました。

小里川ダム見学会

小里川ダム見学会

特別にゲート室内を見学 

 当ダムは土岐川支川の小里川に平成16年に建設された、洪水調節・環境維持・発電などを目的とした多目的ダムです。この日は午前10時から午後4時まで、特別にダム堤体のゲート室内(おりがわ湖の水位を調節するための水門がある)まで見学できる企画が実施され、近隣地域や愛知県などから約150名の方々が見学に訪れました。

夏休みの家族連れがたくさん

 ダムの天端(いちばん高い部分)にある入り口からエレベーターで下りドアが開くと、そこは年間を通して15~20℃のひんやりとした空気に包まれた堤体内。1Fはダム下流部に通じる通廊があり、壁の両側には小里川ダムに関連するパネルが展示されています。2F通廊はダムの中央階で、展望テラスやゲート室につながっています。

小里川ダム見学会

小里川ダム見学会

 2Fのゲート室に入る前に、ダムの構造や機能、洪水調節の効果についてスタッフからていねいな説明を聞き、いよいよヘルメットをかぶってゲート室へ下ります。パイプの手すりを頼りに狭い階段を移動しながら、目の前にある大きなゲートの仕組みを説明してもらいます。めったにできない体験に、みんなビックリ。夏休みの自由研究のテーマにしたいと意気込むお子さんも多く、メモ帳やカメラを片手に熱心に見学していました。

小里川ダム見学会

小里川ダム見学会

 当ダムは通常、火曜日から金曜日まで、ダム内部を一般見学者に開放しています(ゲート室には入れません)。ドライブがてら、ダムについての理解を深めるよい機会としてご利用ください。