名古屋市守山水処理センターにおける水質改善実験施設を視察

 国土交通省では、既設下水道処理場の効率を上げるための改築として膜分離活性汚泥法(MBR)を活用した先進的な取組みを実施設で実証実験し成果を確認する「日本版次世代MBR技術展開プロジェクト」を展開しているところです。
 庄内川流域では名古屋市守山水処理センターが実証実験の場とされ下水水質改善の実験装置が急ピッチで施工されているところです。庄内川におきましても河川水質の改善については過去からの課題として取り組んできております。
 12月14日、庄内川河川事務所を始めとする機関で運営されている庄内川中流域整備問題研究会(愛知県、春日井市、王子製紙株式会社、庄内川河川事務所)において守山水処理センターの水質改善技術の視察会を行いました。

水質改善実験施設 視察の写真
現場視察前打合せ

水質改善実験施設 視察の写真
実験棟内の視察

水質改善実験施設 視察の写真
実験棟(好気槽)内の視察-1

水質改善実験施設 視察の写真
実験棟(好気槽)内の視察-2

水質改善の技術もさることながら、水質改善の取り組みは流域が一体となって取り組み初めて効果が生み出されること。伊勢湾をにらみながら個々が取り組める対策をそれぞれが確実に実行していくことの大切さを実感した視察でした。

MBR技術プロジェクトについてはこちらから(国土交通省ホームページへリンクします)