庄内川河川事務所では、庄内川・矢田川の河川敷で子どもたちが川に入って生物をとったり、楽しく川を体験することで川への理解を深め、川にすむ水生生物を間近に見たり直接触れることで、身近な自然と親しむ機会となる、川あそび体験を支援しています。
6月5日(金)には、北区成願寺にある「矢田川子どもの水辺」で、ジャブジャブ川歩きやタモ網での水生生物捕獲やお魚ふれあいウォッチングなど、大野保育園児48名の川あそび体験を支援しました。
●開催場所: | 名古屋市北区 矢田川ふれあい橋下流右岸「矢田川子どもの水辺」 |
●講 師: | 庄内川川ナビ歩こう会・代表 佐藤輝彦氏 |
●支援協力: | 矢田川子どもの水辺協議会 |
園児たちが到着する前に安全安心に楽しめるよう準備しました
サポートのみなさんに見守られてジャブジャブ川歩きに挑戦
≪ワクワクいっぱい川遊び≫
雲が広がり、少し雨が心配な空模様の下、大野保育園の年長と年中の園児たちが、歩いて元気よく「矢田川子どもの水辺」にやって来ました。最初に靴を川遊び用に履き替え、サポートのみなさんに見守られて中洲に渡りました。中洲では全員が、安全のためライフジャケットを着せてもらい、まず水に慣れるためジャブジャブ川歩きに挑戦。水に慣れたところで、佐藤さんからタモ網の使い方を教わり、水生生物とりを楽しみました。捕まえた水生生物は水槽に入れて観察し、説明を聞きました。3つのタライに入れた、大きなフナやコイやナマズ、ウナギに触れる、お魚タッチも楽しみました。
今年で川遊びが2年目になる年長さんは、河川敷に着いた時からワクワクうれしそう。講師の姿を見かけて「佐藤さ~ん」と駆け寄る姿もあり、引率の先生からは、「みんな、とても楽しみにしていました。」との言葉がありました。
サポートのみなさんに見守られて中洲に渡りました
公益財団法人河川財団の小野さんと新田グループ長から
ライフジャケットの着け方を教わりました
一人ずつタモ網を受け取ってみんなやる気まんまんです
講師の佐藤さんからタモ網を使った
ガサガサお魚取りを教わりました
「草の下にいるんだね」「うまくできたよ」
みんなとっても楽しそう
「何かいるよ」「捕まえた!」
あちこちで元気な声が飛び交いました
3つのタライを順番に覗き込んでお魚タッチを楽しみました
「ヌルヌルしてるね」「でっかいな」
勇気を出してやさしくタッチ
佐藤さんからみんなで捕まえた
水生生物の話を聞きました
園児たちに川遊びの注意点を話す
庄内川河川事務所調査課の新田地域連携グループ長
川遊びを楽しんだ後は、手も足もきれいに洗いました
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平成27年6月5日(金) くもり 気温22℃ 水温19.5℃ 水質調査 pH7.5(パックテスト) COD (mg/L) 8.0 (パックテスト) 透視度 75.0cm |
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捕れた生物(18種類) コイ、フナ、タモロコ、カダヤシ、メダカ、カマツカ、ドジョウ、ナマズ、ウキゴリ、ゴクラクハゼ、ヌマエビ、テナガエビ、スジエビ、ヤゴ(はぐろとんぼ)、 アメンボ、ウシガエル、ミシシッピアカミミガメ、ヒル |