平成12年に発生した東海豪雨では、清須市を中心に約6,700億円の大きな被害が発生しました。その後、堤防かさ上げ(延長約14km)や河道掘削(約140万m³)等の治水対策が実施され、平成18年には、庄内川における防災拠点として、庄内川水防センター(みずとぴぁ庄内)が整備されています。これらの対策により、地域がより安全になったことで、清須市では人口の増加や新たな企業の立地等が進んでいます。
また最近では、庄内川水防センター(みずとぴぁ庄内)付近の河川敷や堤防道路が、映画『ビリギャル』のロケ地として活用され、映画『ビリギャル』に関心が強い、若い世代の注目も集めています。
庄内川水防センター(みずとぴぁ庄内)は、緊急時の防災拠点としてだけではなく、さまざまな活用がなされていて、「尾張西枇杷島まつり」が開催された6月6日(土)には、花火会場として開放され、多くの来場者で賑わいました。
美しく夜空を彩った尾張西枇杷島まつりの花火
映画『ビリギャル』のロケ地マップが
最寄りの名鉄「二ツ杁駅」の構内にも
多くの観光客が見守る中を曳き出された
尾張西枇杷島まつりの山車
防災拠点『みずとぴぁ庄内』の中と外に掲示された映画『ビリギャル』のポスターとロケ地マップが関心を集めていました
まだ明るい時間から花火を見るために
みずとぴぁ庄内前に集まったみなさん
次々と打ち上げられる花火の迫力と美しさに
大きな歓声が上がりました