名古屋圏は、平成12年東海豪雨や平成23年台風第15号など、台風性豪雨により甚大な被害を受けています。また名古屋圏は、企業、交通機関等が集積している他、日本有数の地下街では、地下鉄などの利用とも相まって、膨大な数の人々が往来し、大規模水害時の影響は甚大なものになると想定されます。
　このため、名古屋圏において、国、県、市、企業等、地域内の関係機関が連携し、大規模水害に備える事前防災行動計画（タイムライン）を検討するため、平成26年6月4日に「庄内川タイムライン検討会」を立ち上げました。平成12年東海豪雨時の対応の「ふりかえり」や現地視察、ワークショップ、図上訓練など、さまざまな検討を重ね、今回で第6回目を迎えました。平成26年度最後の検討会は、これまで検討された事項の取りまとめと、平成27年度の検討会の進め方について、意見交換を行いました。

●日　時：	平成27年2月3日(火)　13:30～ 17:30
●場　所：	庄内川水防センター(みずとぴぁ庄内)　大会議室
●参加機関：	中部地方整備局　庄内川河川事務所、名古屋地方気象台、愛知県、愛知県警察、名古屋市、名古屋駅地区街づくり協議会、   名古屋駅地区防火・防災管理協議会、名古屋鉄道株式会社、近畿日本鉄道株式会社
●添付資料：
	第6回　庄内川タイムライン検討会　議事次第　【PDFファイルサイズ：47KB　別ウィンドウで表示されます。】
	第6回　庄内川タイムライン検討会　配席図　【PDFファイルサイズ：64KB　別ウィンドウで表示されます。】

● 平成26年度最後の検討を実施 　

　  第6回となった「庄内川タイムライン検討会」は、清須市西枇杷島町にある庄内川水防センター(みずとぴぁ庄内)の大会議室において、参加機関の担当者が集まって開催しました。
　  始めに事務局長を務める庄内川河川事務所・髙橋事務所長の開会挨拶と、松尾一郎氏の座長挨拶があり、引き続き議事を進行して頂きました。

≪議事内容≫
１．	図上訓練で得られた課題を報告 「第5回庄内川タイムライン検討会」において、訓練シナリオに沿って実施した図上訓練の課題や問題点をまとめ、次回の図上訓練実施に向けた議論を行いました。
２．	庄内川タイムラインの検討内容取りまとめ これまでの「庄内川タイムライン検討会」での議論を踏まえ、今年度の取りまとめについて意見交換を行いました。
３．	今後の進め方について 平成26年度の検討内容と参加者の意見を取りまとめ、平成27年度の検討会の進め方について意見交換を行いました。