「みずとぴぁ庄内」前の河川敷で自然と親しむ体験学習~清須市立西枇杷島第二幼稚園による「秋の昆虫観察」を支援しました~

 11月6日(木)、みずとぴぁ庄内前の河川敷(庄内川右岸約14km付近)において、清須市立西枇杷島第2幼稚園による秋の昆虫観察が行われました。当日、先生と保護者に見守られながら、年長組と年中組の園児計63名が、幼稚園から歩いて河川敷に到着。園児たちは、虫取り網を手にして河川敷を元気に走り回り、昆虫採集を楽しみました。
 清須市役所及び庄内川河川事務所では、子どもたちが身近な自然と触れ合うことで、生活と自然環境のつながりを実感できる、川や河川敷での体験学習を支援しています。園児たちが安全に昆虫採集を楽しめるよう、昆虫が生息する茂みを残し、歩きやすいように河川敷の草刈りを行ったり、園児たちが採集した昆虫の説明を行うための会場設営や資料準備など、園児たちの体験学習活動を支援しました。

●開催場所: 庄内川右岸13.7km~14.0km付近 (みずとぴぁ庄内前)
●指導協力: 高橋匡司氏(名古屋昆虫同好会幹事、かすがい東部丘陵自然観察会会長、日本鱗翅学会・自然保護委員会東海ブロック支部長等)
●支援者: 清須・あま・大治かわまちづくり協議会
●共 催: 清須市役所建設部都市計画課

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昆虫採集を行った「みずとぴぁ庄内前」河川敷の状況

≪広々とした河川敷でのびのび昆虫採集≫  西枇杷島第2幼稚園の年長組と年中組の園児たちが、牛乳パックで作った自作の虫かごを持って元気に河川敷にやってきました。最初に清須市役所都市計画課長より、本日の体験学習の内容について説明をした後、清須・あま・大治かわまちづくり協議会の松坂会長から挨拶を頂きました。その後、園児たちは、高橋さんから虫取り網の使い方や河川敷に生息している昆虫について教わり、昆虫採集を楽しみました。みんなで捕った昆虫は観察用の虫かごに入れ、高橋さんから昆虫の名前や特徴などを詳しく教えてもらいました。
 松本園長より「園児たちが楽しみにしているので、声をかけると保護者のみなさんも多く参加してくださいます。きちんとサポートして頂けるので、当園にとって、とても楽しみな行事になっています。」
 保護者のお母さんからは、「家族ではこういう機会を持てないので、子どもがとても楽しみにしていました。」「捕まえた昆虫の説明をきちんとして頂けて、とても良い機会になりました。」との感想を聞くことができました。

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河川敷まで元気に歩いてやってきた園児たち

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昆虫採取時の注意を行儀よく聞きました

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挨拶される、清須・あま・大治かわまちづくり協議会の松坂会長

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河川敷は広くて気持ちいいね
楽しいな~

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「この虫の名前を教えて!」高橋さんに聞きました

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「やった、捕まえた!」「逃がさないように、気をつけてね」

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「コオロギは夜と朝で鳴き方が違うんだよ」
高橋さんの説明にお母さんたちもびっくり!

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河川敷で捕まえた昆虫と写真を見比べながら昆虫の名前を学習!

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園児たちから、お礼のメダルを頂きました

 

平成26年11月6日(木)晴れ
観察した昆虫(16種類)
 ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、ヒシバッタ、クルマバッタモドキ、クビキリギス、ヤブキリ、ササキリ、ハネナガイナゴ、コバネイナゴ、エンマコオロギ、モンシロチョウ、モンキチョウ、ヒメアカタテハ、ベニシジミ、アキアカネ、チャバネセセリ