河川敷の昆虫観察で自然と親しむ~大野保育園の「秋の昆虫観察」を支援しました~

 10月9日(木)、矢田川右岸2.3km付近、ふれあい橋下流右岸の「矢田川子どもの水辺」河川敷において、大野保育園の秋の昆虫観察が行われました。当日は、あいにくの曇り空となりましたが、年長と年中合わせて46名の園児たちが参加して、元気に昆虫捕りを楽しみました。
 庄内川河川事務所は、子どもたちが身近な自然と触れ合うことで、生活と自然環境のつながりを実感できる、川や河川敷での体験学習を支援しています。今回も、園児たちが安全に昆虫捕りを楽しめるよう、昆虫の生息に必要な茂みだけを残して、歩きやすいように河川敷の草を刈り取ったり、安全な範囲をロープで囲ったり、事前の会場準備とサポートで園児たちの活動を支援しました。

●開催場所: 名古屋市北区 矢田川ふれあい橋下流右岸「矢田川子どもの水辺」
●協力: 庄内川川ナビ歩こう会・代表 佐藤輝彦氏

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ほど良く刈り取られた河川敷で昆虫捕りを楽しむ園児たち

≪広い河川敷で昆虫捕りを楽しみました!≫
 先生と一緒に、大野保育園の園児たちが歩いて「矢田川子どもの水辺」にやってきました。昆虫観察は初めてですが、6月に川遊びを体験しているので、河川敷での活動がみんなとても嬉しそう。庄内川川ナビ歩こう会の佐藤さんから虫取り網の使い方を教わり、元気に走り回って昆虫捕りにチャレンジしました。捕まえた虫は、みんなで観察し、佐藤さんから名前や特徴を教えてもらいました。
 卒園アルバムにのせるための写真を撮影していたお母さんからは、「いつもは朝の寝起きが悪いのに、今朝は自分から早起きするくらい、子どもが楽しみにしていました。親だけでは、こういう機会を作ってあげられないので、ありがたいですね。」との声。また、園長先生からは、「園だけで行事としてやるには安全面で不安がありますが、庄内川河川事務所のみなさんに、こんなにも準備やサポートをしていただけて本当に助かります。」と喜びの声を聞くことができました。

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保育園から河川敷まで歩いて来た園児たち
みんなとても嬉しそう

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テントの下で水分補給も忘れずに

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虫取り網の使い方を説明する佐藤さんに
みんなの表情は真剣そのもの

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虫取り網は子どもでも使いやすいサイズです

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ロープで囲われた安全な場所でのびのびと虫捕り楽しいな

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ほらね、こんなに大きなバッタを捕まえたよ

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みんなで捕まえた虫について
佐藤さんから話を聞きました

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川遊びのお約束について話す
庄内川河川事務所の海野地域連携課長

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用意された水できちんと手洗いもしました

 

捕れた昆虫(7種類)
トノサマバッタ、イナゴ、テントウムシ、シジミチョウ、モンキチョウ、コオロギ、ショウリョウバッタ