庄内川河川事務所では、子どもたちが川に入って生物をとったり、楽しく川を体験することで川への理解を深め、川にすむ水生生物を間近に見たり直接触れることで、身近な自然と親しむ機会となる、川あそび体験を支援しています。
9月8日(月)には、「矢田川子どもの水辺」で、ジャブジャブ川歩きやタモ網での水生生物捕獲と川の水の透明度観察をサポートし、光和幼稚園児51名の川あそび体験を支援しました。
●開催場所: | 名古屋市北区 矢田川ふれあい橋下流右岸「矢田川子どもの水辺」 |
●協 力: | 庄内川川ナビ歩こう会・代表 佐藤輝彦氏 |
スクールバス2台に乗って「矢田川子どもの水辺」の会場に到着
水辺の草の下をタモ網でガサガサ
小さなお魚捕まえた!
≪元気にジャブジャブ、楽しい川遊び!≫
幼稚園のスクールバス2台に乗って、光和幼稚園の年長組の園児たちが、元気よく「矢田川子どもの水辺」にやってきました。今日は、気温も27℃で暑過ぎず、川遊びには最適。中洲に渡ってから、先生や河川事務所のみなさんに見守られて、ジャブジャブ川歩きを楽しみました。前々日の雨の影響もあり、いつもより川の水は透明で、足元では小さなお魚が泳いでいるのを見ることができました。川の水に慣れたところで、今度はタモ網を使っての水生生物とりにチャレンジ。みんなでいっぱいお魚を捕まえて水槽に入れ、佐藤さんの楽しくてためになる話を聞きながら観察しました。また、透視度計をのぞいて、水道水と川の水を見比べ、横から見ると同じように見えても、上からのぞくと川の水は少しにごっていることを確認しました。
同行していた園長先生からは、「『矢田川子どもの水辺』ができてから、毎年、川あそびを体験させてもらっていて、園児たちは川に入れることをとても楽しみにしています。また、この川あそびで捕まえたドジョウやメダカを幼稚園に持ち帰って、水槽で育てていて、これも園児たちにとって楽しみになっているようです。町中で育つ子どもたちは、自然を体験できる機会が少ないので、貴重な川あそび体験になっています。」との感想を聞くことができました。
バスを降りてみんなワクワク元気に浅瀬を渡りました
最初に佐藤さんからタモ網の使い方を教えてもらいました
透明な川の流れの中をジャブジャブ川歩き「気持ちいいね!」
一人ずつタモ網をもらいみんな「いっぱいつかまえるよ」
あちこちから「とれた!」「見て見て」「これ何かな?」
元気な声が飛び交いました
川遊びを楽しんだ後はちゃんと水分補給も忘れずに
お魚の話を熱心に聞く園児たち
「お行儀がいい」とほめられました
水槽に近寄って捕まえたお魚を観察
佐藤さんの楽しい話も聞きました
水道水と川の水、どちらがきれいか
透視度計をのぞいて確かめました
川遊びでの注意について話す
庄内川河川事務所の海野地域連携課長
帰りのバスに乗る前にきれいに手洗いもしました
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平成26年9月8日(月) くもり 気温27℃ 水温24℃ 水質調査 pH7.0(パックテスト) COD (mg/L) 7.0 (パックテスト) 透視度90.0cm |
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捕れた生物(20種類) コイ、フナ、オイカワ、モツゴ、タモロコ、ニゴイ、カダヤシ、メダカ、ブルーギル、カマツカ、ドジョウ、シマドジョウ、ヌマエビ、スジエビ、アメリカザリガニ、モクズガニ、 アメンボ、コオイムシ、ウシガエル、ヒル |