庄内川河川事務所では、子どもたちが川に入って生物をとったり、楽しく川を体験することで川への理解を深め、川にすむ水生生物を間近に見たり直接触れることで、身近な自然と親しむ機会となる、川あそび体験を支援しています。
6月24日(火)には、「矢田川子どもの水辺」で、ジャブジャブ川歩きやタモ網での水生生物捕獲と水質観察をサポートし、大野保育園児44名の川あそび体験を支援しました。
●開催場所: | 名古屋市北区 矢田川ふれあい橋下流右岸「矢田川子どもの水辺」 |
●支援協力: | 庄内川川ナビ歩こう会・代表 佐藤輝彦氏 |
ふれあい橋から見た「矢田川子どもの水辺」
「気持ちいいね」「楽しいな」列になってジャブジャブ川歩き
≪川遊びは楽しいね!≫
先生とお手伝いのお母さんたちに見守られて、大野保育園の年長と年中の園児たちが元気よく「矢田川子どもの水辺」に到着。最初に靴を川遊び用に履き替えて、中洲まで渡りました。中洲では、まずジャブジャブ川歩きにチャレンジ。最初は、少しためらいがちだった園児も、すぐに慣れてジャブジャブ気持ちよさそうに川を歩きました。水に慣れたところで、今度はタモ網を使っての水生生物獲りです。捕まえた水生生物は水槽に入れて、佐藤さんの説明を聞きながら観察しました。また、透視度計をのぞいて、水道水と川の水を比べる水質観察と、タライに入れた大きなフナに触れる、お魚タッチも楽しみました。
カメラで園児たちを撮影していたお母さんから、「子どもが年長さんで、卒園アルバムにのせる写真をとる係として同行しました。家の近くは車が多くて外では遊べない環境なのに、近くの川がこんなにきれいだとは思いませんでした。普段の生活では、なかなか自然と触れ合える機会がないので、今日のように安全に川遊びをさせてもらえるなんて、うれしいですね。」と喜びの声を聞くことができました。
日よけのテントと簡易トイレも用意されました
保育園から河川敷まで仲良く手をつないで歩いてきたよ
靴を水遊び用に履き替え浅瀬を渡って中洲に到着です
園児たちにお話する庄内川河川事務所の海野地域連携課長
手をつないで川の中をジャブジャブ歩き
ちょっぴりひんやり、気持ちいいね
佐藤さんからタモ網の使い方を教わりました
「わぁーい、先生捕まえたよ」全員がタモ網を持って大喜び
「ひとりで、取れたよ」の声に園長先生も見に来ました
お魚とりを楽しんだ後は水分補給の時間だよ
佐藤さんから捕まえたお魚の話を聞きました
透視計をのぞきこんで、水道水と川の水どっちの水がきれいかな?
お魚タッチが大人気!!順番にやさしくタッチしました
川遊びを楽しんだ後は、手も足もきれいに洗いました
●平成26年6月24日(火) 晴れ 気温29℃
水温25℃ 水質調査 pH7.5(パックテスト) COD (mg/L) 13.0 (パックテスト) 透視度 100.0cm
●捕れた生物(19種類)
コイ、フナ、オイカワ、タモロコ、カダヤシ、メダカ、カマツカ、ドジョウ、ナマズ、ヨシノボリ、ヌマエビ、テナガエビ、スジエビ、アメリカザリガニ、ヤゴ(はぐろとんぼ)、アメンボ2種、マツモムシ、ヒル