平成16年から始まって、毎年春と秋に開催されている「庄内川・新川クリーン大作戦」と「藤前干潟クリーン大作戦」が、5月17日(土)に開催されました。
このクリーン大作戦は、伊勢湾ゴミ流出防衛最前線と銘打ち、名古屋市港区の庄内川及び新川の河口部で行われる河川清掃活動で、港区沿川区政協力委員と名古屋市、庄内川河川事務所で組織している「みなと川まちづくりを考える会」が主催しています。同時に、市民団体で組織される「藤前干潟クリーン大作戦実行委員会」が主催する清掃活動も、庄内川・新川中堤防及び藤前干潟で実施されました。今回は、10周年の第20回となる記念開催で、中堤会場にはステージが作られ、清掃活動終了後に記念の行事も行われました。
【庄内川・新川クリーン大作戦】
強い日差しと強風にも負けず、朝の10時から明徳学区、当知学区、高木学区、神宮寺学区、港西・稲永学区、野跡学区、南陽学区、福田学区の8学区に、地域のみなさまを始め、市民団体、企業等の655人が参加し、611袋分(一般家庭用ゴミ袋45L)のゴミを回収しました。
地域のみなさんによる清掃活動
★参加いただいた各学区のみなさん
【藤前干潟クリーン大作戦】
庄内川と新川の河口付近にある中堤と藤前干潟では、春の嵐が吹き荒れる中、愛知県だけではなく上流の岐阜県からも市民団体や企業、学生など1,095人が参加し、912袋分(一般家庭用ゴミ袋45!)のゴミが回収されました。
また清掃活動終了後には、10周年第20回開催を記念するイベントが、メイン会場(中堤会場)で行われました。
受付をすませて軍手を受け取る参加者のみなさん
5班に分かれてそれぞれの活動ポイントまで中堤を移動
報道カメラが見守る中、大人も子どもも生徒も清掃活動を開始
ぎっしりと落ちていたペットボトルや各種ゴミが拾われて、清掃後はこんなにきれいに!
水辺からカゴで引き上げられたゴミは5箇所のポイントごとに集められ、可燃・不燃・資源と分別されてそれぞれのゴミ袋に
清掃活動終了後はステージ前に集合。中京テレビとメーテレの報道スタッフも撮影にやって来ました
過去19回の歴史を物語るパネルが展示されたステージで、
会場を盛り上げてくださった「はらたけ三重奏」のみなさん
中部大学ボランティアセンターの学生さんが進行役を務めて
各種プレゼントが当たる大抽選会も開催
野跡・稲永会場から駆け付けた庄内川河川事務所・高橋所長が挨拶
坂野実行委員長から毎回、炊き出しで協力してくださる
愛知防災リーダー会の横井相談役に感謝状が授与されました
多治見市土岐川観察館から出張水族館もやってきて、
土岐川・庄内川・藤前干潟水族館を開催し、
子どもたちの関心を集めました
会場でふるまわれた炊き出しが大人気。
おいしい豚汁とおにぎり、ごちそうさまでした
モリゾーとキッコロも参加して記念撮影。
参加・協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
★この取り組みは、河川財団(河川整備基金)、中部地域づくり協会(地域づくり活動助成)の助成を受けて実施されました。
次回は平成26年10月25日(土)に開催を予定しています。
秋の開催にも、みなさまの参加とご協力をお願いいたします!