梅雨入り前とは思えないほどの猛暑日となった6月1日(日)午前9時より、清須市庄内川水防センター付近一帯において、清須市水防訓練が行われました。この訓練は、台風・洪水期に対処するため、清須市及び清須市消防団の水防技術と防災意識の更なる向上を目指し、水防体制を万全にすることを目的としています。訓練には、市役所、消防団、消防署から計263名が参加し、「豪雨による庄内川堤防崩壊の危険が発生したことによる出動要請が出された」との想定により、土のう造りや水防工法の訓練が行われました。
●主催: | 清須市 |
●開催場所: | 清須市西枇杷島町北枇杷池地内(清須市庄内川水防センター付近一帯) |
●協力機関: |
国土交通省中部地方整備局庄内川河川事務所 愛知県尾張県民事務所 愛知県尾張建設事務所 西春日井広域事務組合消防本部 |
水防訓練の会場風景
発表された想定に基づく土のう造りを実施
≪被害を最小限に食い止めるための工法を訓練≫
災害対策本部長を務めた加藤清須市長の訓示を受けて訓練が開始されました。最初に土のうが造られ、さらに土のうを使って、「積土俵工」と「月の輪工」の2つの工法訓練が行われました。工法終了後は、本部長と来賓が工法を巡視。講評は庄内川河川事務所の下家副所長が発表し、引き続き来賓挨拶があって訓練は終了しました。
訓練を見に来た市民のみなさんからは、「照明車のライトが見えたので、何かやっているのだと思って来てみました。訓練は参加者も多く、整然としていて迫力がありますね。」との意見が聞かれました。
市役所、消防団、消防署の参加者が6部隊に分かれて整列
災害対策本部長を務めた清須市長・加藤静治氏による本部長訓示
堤防の裏側漏水時に堤防の決壊を防ぐために有効な「月の輪工」を実施
増水時に越水を防ぎ堤防の決壊を防ぐための「積土俵工」を実施
本部長と来賓が完成した2つの工法を巡視
庄内川河川事務所の下家副所長が講評を発表
衆議院議員・神田憲次氏の来賓挨拶
愛知県議会議員・水野富夫氏の来賓挨拶
愛知県議会議員・安藤としき氏の来賓挨拶
全員参加の清須市議会議員を代表して
議長の伊藤嘉起氏が来賓挨拶
水防訓練の会場風景
訓練会場に展示されて注目を集めた
照明車と排水ポンプ車