○川中学区 水防災に係る標識の設置式が行われました
名古屋市では、浸水の範囲や水深などの情報を表示した洪水・内水ハザードマップを作成し、平成22年度に各戸配布しています。
川中学区では、モデル学区として、平成22年より3年の年月をかけて、地域住民の方々、名古屋市、国土交通省庄内川河川事務所が協働し、避難所等、水防災に関する情報を標識として表示する、「まるごとまちごとハザードマップ」の作成に取り組みました。このハザードマップが完成し、平成26年1月23日(木)に、川中学区水防災に係る標識の設置式が行われました。
設置式には、地域の団体など約30名の関係者が参加し、主催者代表として神野委員長が「行政の熱心な協力と指導に応える、地域のみなさんの尽力により、3つの公的な避難所に加えて、8つの一次避難所を確保できたことは大きな成果だと思います」と挨拶しました。
来賓の渡辺議員からは「3年をかけ、学区の方の熱意と努力によって、安心・安全なまちづくりのためのマップができたことはすばらしい」、三輪防災・危機管理監からは「3年間という時間をかけてじっくりと取り組まれた、地域のみなさんの大きな努力に感謝するとともに、お礼を言いたい」、住田北区役所区長からは「自助・共助・互助が大切といわれる中、行政では充分にできない部分も、自主的で独創的な取り組みをしていただけた」との挨拶がありました。
高橋所長からは「名古屋市のみなさんは、水防災に対して全国でもトップレベルの認識があり、すばらしい取り組みをしていただいている。庄内川河川事務所は、今後も住民のみなさんのサポートをしていきますので、どうぞよろしくお願いします」との挨拶がありました。
最後に、川中学区内の自治会を代表して、3地区の自治会長へ標識とハザードマップが渡され、設置式は閉会しました。
●日時 | 平成26年1月23日(木) 13:30~14:00 |
●開催場所 | 名古屋市北区中切町2-21 川中学区集会所 |
≪式次第≫
1.開会 | |
2.主催者挨拶 | 川中学区防災安心まちづくり委員会 委員長 神野英之 |
3.来賓挨拶 |
名古屋市会議員 渡辺義郎 名古屋市消防局 防災・危機管理監 三輪弘光 名古屋市北区役所区長 住田博 国土交通省中部地方整備局 庄内川河川事務所 所長 高橋伸輔 |
4.標識受渡し |
川中学区福徳町2丁目自治会 会長 松村宗哲 川中学区市営福徳荘自治会 会長 高須敏夫 川中学区中切町2丁目自治会 会長 神野兼正 |
5.閉会 |
地域のみなさんが参加して設置式が行われました
会場には川中学区全戸に配布された避難所マップや
標識なども展示されました
主催者として挨拶する川中学区防災安心まちづくり委員会の
神野委員長
来賓として挨拶する名古屋市会議員・渡辺義郎氏
来賓として挨拶する名古屋市消防局防災・危機管理監の三輪弘光氏
来賓として挨拶する名古屋市北区役所区長・住田博氏
来賓として挨拶する庄内川河川事務所の高橋事務所長
神野委員長から、3地区の自治会長に
ハザードマップの標識が渡されました
左から松村自治会長、高須自治会長、神野自治会長
会場となった川中学区集会所の入り口に
水害時一時避難建物の看板が設置されました
個人宅の玄関にも想定浸水深を知らせるシールが貼られました