「庄内川・土岐川における情報の伝達・交換等に関する協定」を締結し、調印式を行いました

 1月17日(金)、庄内川河川事務所は、春日井市、スターキャット・ケーブルネットワーク(株)、グリーンシティケーブルテレビ(株)の各々と、庄内川河川事務所と瑞浪市、おりべネットワーク(株)は、「庄内川・土岐川における情報の伝達・交換等に関する協定」を締結のため、調印式を行いました。
 この協定によって、春日井市においては、庄内川河川事務所が収集する河川情報や画像情報を、いち早く提供することで市民の減災に役立てることが出来るようになります。
 スターキャット・ケーブルネットワーク(株)とグリーンシティケーブルテレビ(株)においては、庄内川の河川情報や庄内川河川事務所が所有している画像情報を提供し、これらの情報をケーブルテレビが市民に提供することで、防災・減災に役立てようとするものです。また、瑞浪市とおりべネットワーク(株)とは、瑞浪市が土岐川で収集する画像情報を庄内川河川事務所の設備を通して市民に提供することで、流域住民のみなさんが視聴できるようになります。
 国土交通省と地方自治体と合わせた情報をケーブルテレビで視聴できるようになるこの取り組みはこれまでにない画期的なもので、今後、豪雨や洪水時、水位の急激な変化に対しても、リアルタイムの河川映像などを各家庭で視聴でき、迅速な避難などの防災対応が期待されます。また、おりべネットワーク(株)では、新たな防災用チャンネルを準備する予定であり、加入者が365日24時間視聴できるようになることも紹介されました。

活動状況1
庄内川河川事務所での調印式を終え握手する
スターキャット・ケーブルネットワーク(株)久田社長(右)と
グリーンシティーケーブルテレビ(株)若林社長(左)と髙橋事務所長

活動状況2
春日井市役所での調印式を終え握手する
伊藤太春日井市長(右)と髙橋事務所長

活動状況3

瑞浪市役所での調印式。
協定書を掲げる水野光二瑞浪市長(中)と
多和田博おりべネットワーク(株)代表(左)髙橋事務所長

 調印式が行われた1月17日は、1995年阪神淡路大震災が起こった日です。また、庄内川・土岐川が流れるこの地域は2000年の東海豪雨、2011年の台風15号等、水害が繰り返されていることから、庄内川河川事務所は、災害史に刻まれたこの日を忘れることなく今後の防災にいかし、流域住民の防災意識や暮らしの安全・安心に寄与する取り組みを積極的に行っていきます。

活動状況4
「常に河川情報が得られるようになり、大変心強い」と
挨拶する春日井市市長

活動状況5
「国土交通省の雨量・水位情報等非常に有益で重要な情報を、
住民のみなさんの安全安心のために提供できるようになりました」と
説明する髙橋事務所長

活動状況6

活動状況7

春日井市役所、瑞浪市役所で、それぞれ調印を行いました

活動状況8
「日頃から河川情報の視聴習慣をつけ、的確な判断に
役立てていただきたい」と挨拶する瑞浪市市長

活動状況9
庄内川河川事務所管理課山田専門官が概要を解説しました