清須市立西枇杷島第2幼稚園の「秋の昆虫観察会」を支援しました

 9月27日、清須市西枇杷島町にある「みずとぴぁ庄内」前の庄内川河川敷において、西枇杷島第2幼稚園の秋の昆虫観察会が行われました。当日は青空が美 しい秋晴れで、年長と年中合わせて77名の園児たちが参加しました。会場となった河川敷は、清須市が公園として占用しており、事前に必要な茂みを残し、い ろいろな昆虫が生息できるよう工夫して刈り取ってあります。園児たちは安全に整えられた場所を元気に走り回って、昆虫捕りを楽しみました。
 庄内川河川事務所は、こうした身近な自然と触れ合うことで生活と自然環境のつながりを実感できる、「総合学習」や「川の体験学習」の支援に務めており、 今回は、地元の清須市役所と共に、西枇杷島第2幼稚園の行事を支援しました。

●開催場所: みずとぴぁ庄内
●主催: 清須市立西枇杷島第2幼稚園
●活動支援: 清須市役所 都市計画課
庄内川河川事務所 地域連携課
●協力: 高橋匡司氏(名古屋昆虫同好会幹事、かすがい東部丘陵自然観察会長、日本鱗翅学会自然保護 委員会東海ブロック長)
佐藤輝彦氏(庄内川 川ナビ歩こう会代表)
松坂吉昭氏(清須・あま・大治かわまちづくり協議会長)


活動状況01
きれいに刈り取って整備された庄内川の河川敷

活動状況02
最初に高橋さんから昆虫を捕まえる時に
注意することやタモの使い方を教わりました

活動状況03
ひとりずつタモをもらって、みんな元気いっぱいにスタートです

活動状況04
危険がないようにスタッフ全員で園児たちをサポート

活動状況05
「こうしてタモから虫かごに入れるんだよ」
「わぁーすごい、すごい!」

活動状況06
園児の身長くらい高い草むらもきちんと
刈り取られて小道ができているから安心です


 虫とりの後は、捕まえた昆虫をみんなで観察。高橋さんから虫の名前や、オスとメスの違いなどを教わりました。また虫とりについて感想を聞かれると、「楽 しかった」「すぐに逃げてしまうので難しかった」「バッタにもいろいろなのがいることがわかった」など元気な声が返ってきました。


活動状況07
「ほらね、こんなに捕まえたよ」
「見て見て!すごいでしょ」

活動状況08
それぞれ自分たちで捕まえた虫を見ながら
高橋さんの説明に熱心に聞き入る園児たち


●捕れた昆虫(18種)
ヤブキリ、クルマバッタモドキ、ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、クビキリギス、エンマコオロギ、ツヅレサセコオロギ、ササキリ、コバネイナゴ、ナミ アゲハ、ツマグロヒョウモン、ヤマトシジミ、ベニシジミ、モンキチョウ、ナツアカネ、オオカマキリ、チャバネセセリ、ナナホシテントウ