「庄内川災害対策協力会」の工事安全パトロール・研修会が実施されました。

○工事現場の施工環境や状況をパトロール
「庄内川災害対策協力会」の工事安全パトロール・研修会が実施されました。 2月13日(水)、地元建設業者で組織する「庄内川災害対策協力会」主催による「工事安全パトロール及び研修会」が、協力会の会員と当事務所職員あわせて43名が参加して行われました。
 午前中の現場安全パトロールでは、2班に分かれ庄内川第一出張所管内(3箇所)と第二出張所管内(3箇所)をパトロールしました。現場では参加者それぞれが施工状況や安全管理などについてチェックし、推奨事項・指摘事項について確認しました。

作業者の証明などを確認(西枇杷島築堤護岸工事)
作業者の証明などを確認
(西枇杷島築堤護岸工事)

安全掲示板を確認(西枇杷島築堤護岸工事)
安全掲示板を確認
(西枇杷島築堤護岸工事)

施工状況を確認(日比津築堤工事)
施工状況を確認
(日比津築堤工事)

養生シートを確認(西山堤防耐震補強工事)
養生シートを確認
(西山堤防耐震補強工事)

○安全を目指すための報告や講話
 午後からは清須市の「みずとぴぁ庄内」で、安全な現場環境を目指す研修会が行われました。
 午前中のパトロールで撮影した写真を交えながら結果の報告が行われ、「産廃の分別状況がきれいでよかった」「資材置き場の区分けと明記をお願いした」「転石防止のネットを張った方がよい」「安全掲示板がよく工夫されていてよかった」など良い点や改善策についての意見が出されました。
 その後、名古屋西労働基準監督署の杉山安全衛生課長から労働安全衛生に関する講和があり、愛知県の労働災害の状況や健康管理について興味深い情報を分かりやすくお話しいただき、参加者全員熱心に聞き入っていました。

現場写真を示しながら報告
現場写真を示しながら報告

杉山安全衛生課長の講話
杉山安全衛生課長の講話

*「庄内川災害対策協力会」は平成24年3月に一般社団法人となり、地域の建設業者36社で組織されています。愛知県内の庄内川水系で地域住民の安全・安心のため、緊急時の河川施設の応急対策等に協力すると共に、平常時における住民とのネットワークの構築と河川工事の安全・衛生の推進と施工技術の向上を図ることを目的としています。