~庄内川の流域自治体等から関係者33名が参加~
庄内川流域の自治体などで構成する庄内川水系水質保全連絡協議会(事務局:庄内川河川事務所)が11月15日(木)、名古屋市守山区の矢田川三階橋下流で「水質事故現地対策訓練」を実施しました。
河川や水路に油や化学物質等が流出する水質事故は未然に防ぐ事が大切ですが、もし起こってしまった場合にはその被害を最小限にくい止めるための迅速で正確な対応・対策が必要です。この訓練は関係者の水質事故対応措置能力向上のための知識の習得および技術のいっそうの向上を目的として行いました。岐阜県、愛知県、名古屋市、春日井市、瀬戸市、尾張旭市、多治見市、土岐市など、庄内川流域の自治体や関係機関職員33名が参加しました。
訓練概要説明
オイルフェンスの設置
全員が2班に分かれて、ロープ結索、オイルフェンスの設置、オイルマットの設置、回収、水質分析のパックテストなどを行い、演習後に問題点の確認、意見交換を行いました。参加者は「これまで知識として知っていても実際の技術として身に付いていなかったので、訓練に参加できて非常によかった。あってはいけない事故ですが、その際にはこの訓練を生かしたいと思います。」と語っていました。
オイルフェンスの連結
ロープの結索
オイルマットの設置
パックテストで水質の確認