土岐川・庄内川安全な河川利用連絡会を開催しました。

・水難事故防止のための情報はこちら

○土岐川・庄内川安全な河川利用連絡会を開催

 夏休みを前に河川利用に関する情報や注意事項を確認し、川を安全に利用していただくため、平成24年6月27日(火)、『土岐川・庄内川安全な河川利用連絡会』をみずとぴぁ庄内(清須市庄内川水防センター)で開催しました。
 「夏休みには子どもたちに笑顔で川に親しんでもらいたい。水難事故を避けるため、情報活用や連絡を密にするなど、河川流域のみなさんにぜひご協力いただきたい」と、宮本健也庄内川河川事務所長の挨拶の後、安全な河川利用に関する情報提供と意見交換を行いました。議題は、近年の河川利用に関する事故および連絡会の経緯、6月13・14日に実施した河川利用点検の報告、河川利用に関する事例報告、ホームページやチラシなど活用いただきたい情報提供など多岐にわたりました。

活動状況1
宮本事務所長のあいさつ

活動状況2
会議風景

○さまざまな情報を活用いただくために

 連絡会は土岐川・庄内川の上流から河口までと、支流小里川、支流矢田川の区域において、河川利用者の安全確保のために必要な施策について検討、協議し、共同で実施することにより、安全な河川利用を推進することを目的としています。当事務所を事務局として、流域の警察・消防・自治体の機関をはじめ、河川に 関連して活動を行なっている市民団体などが参加し、当日は各団体の代表約50名が一堂に会しました。
 河川の安全利用に関して「自分の身を守るのは自分」という自己責任が基本ですが、事前に河川情報を収集する、川の中の危険や注意事項等を知っておくなど、積極的な対応が効果的です。事務局からは、雨雲の動画や観測カメラによる河川の水位上昇の映像をプロジェクターで映すとともに、手元にお配りした写真とデータ資料で解説し、お知らせしました。また「XバンドMPレーダー」(*)の活用や、携帯電話を使って、気象情報や川の水位を知るなど、リアルタイムで得られる情報源の周知などをお願いしました。
※XバンドMPレーダーとは/これまでのレーダーではとらえることのできなかった降雨についても、詳細なリアルタイムでの観測が可能となり、ゲリラ豪雨等による河川の危険性を把握することができます。当事務所のホームページからご活用いただけます。

活動状況3
プロジェクターによる水難事故等の説明

活動状況4
急激な水位上昇の説明

活動状況5
資料でデータなどを確認

活動状況6
会議風景