水害版BCP策定セミナー

近年、令和元年東日本台風や令和2年7月豪雨など、水災害によって 多くの企業が事業停止に追い込まれています。
名古屋市でも、庄内川をはじめとする多くの河川を有しており、2000年の東海豪雨のような甚大な水害がいつ発生してもおかしくない状況です。

近年、不測の事態への備えとして、事前に防災対応や被災時の行動を決めておく、B C P(事業継続計画)が注目されていますが、業務多忙な中、作成 まではなかなか手が回らない のが実情ではないでしょうか。

そこで、今回のセミナーではBCPの必要性から策定方法に至るまで、全3回にわたって学んでいただき、最終的に簡易的な水害版BCPを策定することを目的に開催いたします。
どなたでも無料でお申込みできますので、この機会にぜひ参加をご検討ください。

開催状況

回数 開催日 配布資料 開催概要
第1回 令和4年7月25日(月) 第1回 配布資料
第2回 令和4年10月6日(木) 第2回 配布資料
第3回 令和4年11月30日(水) 第3回 配布資料

水害版BCP(事業継続計画)作成支援

水害発生時の企業の被害最小化および早期復旧を目指し、水害版BCPを多くの企業に策定してもらうことを目的として、中部経済産業局、名古屋市、名古屋商工会議所および庄内川河川事務所が連携し、「水害版BCP策定セミナー」を全3回シリーズで開催しました。

今回のセミナーにおいて、計算ソフト(Excel)に企業の基礎情報を入力するだけで誰でも簡単に水害版BCPの作成が可能な作成支援ツールを開発し、広く多くの企業に活用して頂けるよう公開しました。
わかりづらい水害のリスク情報の把握方法や、水害の予兆となる情報の入手方法も動画などで紹介していますので、ご活用下さい。

以下より閲覧、ダウンロードして活用いただけます。

【庄内川流域】水害版BCP作成支援ツール

水害版BCP作成に必要な項目/内容を、説明や記入例に沿って入力すると、水害発生時に必要な事前準備やとるべき行動などを文書化することができます。

また、避難にかかる時間と、避難前にとるべき行動に要する時間を把握し、タイムラインにより時系列を把握することができます。

『【庄内川流域】水害版BCP作成支援ツール』は、以下の2種類のファイルを用意しています。作成時に、どちらか使い易い方を選択し、また、『水害版BCPの手引き』にて使用上の注意や利用方法をご確認の上、ご利用ください。

水害版BCP作成手引き

『【庄内川流域】水害版BCP作成支援ツール』を使って水害版BCPを作成するための手順や解説をまとめたものです。

手引きのイメージ
手引きのイメージ

説明動画

上記のツールや手引きを補助するための動画です。

※YouTubeサイトが別ウィンドウで表示されます。

【BCPの必要性について学ぶ】
【被災経験、BCPを次の経営に繋げる】
【BCP作成参考動画】

庄内川流域水害版BCP作成支援ツール講習会開催の手引き

企業等を対象として庄内川流域水害版BCP作成支援ツール講習会を開催する自治体等が活用することを想定した手引きです。概要版では講習会における説明のポイントや各STEPで使用する資料を整理しています。

講習会開催の手引きのイメージ
講習会開催の手引きのイメージ

セミナー動画

令和4年に開催した水害版BCPセミナー(第一回~第三回)の動画を閲覧できます。

※YouTubeサイトが別ウィンドウで表示されます。

関連サイト

(別ウィンドウで開きます)

● 工場・事業所等の浸水対策(国土交通省 水管理・国土保全)
 https://www.mlit.go.jp/river/bousai/main/saigai/jouhou/jieisuibou/bousai-gensai-suibou03.html

● 建築物における電気設備の浸水対策ガイドライン
 https://www.meti.go.jp/press/2020/06/20200619003/20200619003-1.pdf

● 浸水被害防止に向けた取組み事例集
 https://www.mlit.go.jp/river/bousai/shinsuihigai/index.html

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