機能強化
「道の駅」の機能強化
- 地方創生を具体的に実現していくための極めて有力な手段として、直轄「道の駅」における防災機能の強化、子育て応援等を推進するとともに、地方の「道の駅」に関する取り組みを支援
路線名 | 駅名 | 設置者 | 防災機能 | 子育て支援 | 整備形式 | ||||||
地域防災計画 への位置づけ |
BCPの策定 | 大規模災害時 の協定 |
主な防災施設 | 防災訓練 | 授乳コーナー | 屋根付き優先 駐車スペース |
おむつの ばら売り |
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国道1号 | ふじ 富士 |
富士市 | 一時滞在施設 | - | - | - | - | 有 | 有 | 対応 | 一体型 (静岡国道) |
国道1号 | うつのやとうげ 宇津ノ谷峠 |
静岡市 | 一時避難地 (静岡市) |
- | 有 | 非常用発電機 給水設備 |
実施 | 有 | 有 | 対応 | 一体型 (静岡国道) |
藤枝市 | 緊急避難場所 (藤枝市) |
- | 無 | 非常用発電機 給水設備 |
- | 無 | - | - | |||
国道139号 | あさぎりこうげん 朝霧高原 |
富士宮市 | 防災拠点施設 | 有 | 有 | 非常用発電機 給水設備 |
実施 | 有 | 有 | 対応 | 一体型 (静岡国道) |
防災機能強化の取組み
◆非常用発電機(道の駅「宇津ノ谷峠」) 災害時の駐車場やトイレの照明用の電力、情報提供施設の電力を確保する。 |
◆給水設備(道の駅「宇津ノ谷峠」) 災害時には、手洗い水やトイレ洗浄水として利用する。 |
◆BCP策定・防災訓練の実施
(道の駅「朝霧高原」)
災害時に行うべき行動や、災害時に備えて平常時に行うべき行動をあらかじめ整理し取り決めておく、BCP(Business Continuity Plan=事業継続計画)の策定、及びBCPに基づく防災訓練の実施など、災害時の機能確保に向けた準備を着実に実施。 |
◆災害用トイレ(道の駅「朝霧高原」) 災害時には、マンホールの上部に災害用トイレを設置し、屋外トイレを確保する。 |
◆救助部隊の拠点(道の駅「朝霧高原」) 災害時には、復旧車両や各種災害対策車両が集結する拠点となる。 |
子育て応援の取組み
-
◆24時間利用可能なベビーコーナー
(道の駅「宇津ノ谷峠」)
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◆妊婦向け屋根付き駐車スペース
(道の駅「富士」)
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◆おむつのばら売り等の自動販売機
(道の駅「朝霧高原」)
道の駅「富士」の機能強化
- 道の駅「富士(ふじ)」は、休憩機能強化及び道路利用者等の一時滞在施設としての防災機能強化を目的に、駐車場の拡張、防災施設の整備を実施中
- 令和4年度は地質調査を実施し、令和5年度は、給水施設、非常用自家発電施設の設計を実施
駐車場の拡張
平常時において駐車マス数が不足しているため、駐車場を拡張
-
【上り線(既存)】
◆ 駐車場・車路面積:約3,500m²
◆ 駐車場(小型):52台
◆ 駐車場(大型):8台
◆ 駐車場(身障者用):1台
◆ 駐車場(二輪車):7台 -
【下り線(既存)】
◆ 駐車場・車路面積:約2,500m²
◆ 駐車場(小型):19台
◆ 駐車場(大型):13台
◆ 駐車場(身障者用):1台
◆ 駐車場(二輪車):10台
中央分離帯の改良
道の駅「富士」前面の国道1号に転回可能な中央分離帯を導入(R3.8.3完成)
防災施設の整備
道の駅「富士」が、富士市地域防災計画において、災害時における道路利用者等の一時滞在施設に位置づけられたことを踏まえ、必要な防災施設を整備
防災施設:給水施設、非常用自家発電施設、防災トイレ、防災倉庫等
道の駅「宇津ノ谷峠」の機能強化
- 道の駅「宇津ノ谷峠」は、休憩機能強化及び道路利用者等の一時避難地(静岡市)および緊急避難場所(藤枝市)としての防災機能強化を目的に、防災施設の整備を実施
- 令和5年度は、防災施設を活用した防災訓練を継続実施するほか、BCP案の作成等を実施
道の駅「朝霧高原」の機能強化
- 道の駅「朝霧高原」は、南海トラフ巨大地震発生時の広域応援部隊の進出、広域物資の輸送の防災拠点として防災機能強化を実施中
- 令和4年度は地質調査を実施し、令和5年度は、防災倉庫・雪寒基地の設計を実施
- 2022年9月22日 道の駅「朝霧高原」において防災訓練を実施しました!
「道の駅」子育て応援
「道の駅」の子育て応援とは、少子高齢社会を迎えた我が国において、子育て世代を応援する施策を推進していくため、高速道路のサービスエリアや「道の駅」に①24時間利用可能なベビーコーナーの設置②妊婦向け屋根付き優先駐車スペースの確保③おむつのばら売り④施設情報の提供を行うものです。
静岡国道事務所における「道の駅」子育て応援の取組
静岡国道事務所においては、道の駅「朝霧高原」、「富士」、「宇津ノ谷峠」の3つの「道の駅」を対象に、子育て応援の取り組みを実施しています。
- 詳細はこちら「しずこく「道の駅」の子育て応援」(224KB)(2022年1月7日時点)
- 2022年1月7日 道の駅「宇津ノ谷峠」下り線において、妊婦や身体障害者のための屋根付き駐車場が1月7日(金)に完成しました。
- 2021年7月7日 道の駅「富士」上り線において、妊婦や身体障害者のための屋根付き駐車場が7月7日(水)に完成しました。
「防災道の駅」
広域的な災害復旧・復旧活動の拠点として、都道府県の地域防災計画等で、広域的な防災拠点に位置づけられている「道の駅」について、防災拠点としての役割を果たすための重点的な支援を実施する「防災道の駅」制度が創設され、令和3年6月11日に道の駅「朝霧高原」が「防災道の駅」として選定されました。
詳細はこちら 「防災道の駅」として39駅を初めて選定しました!(国土交通省記者発表)
防災道の駅「朝霧高原」機能強化方策検討会
「南海トラフ地震における静岡県広域受援計画」において、警察の広域応援部隊等の「進出拠点」として位置づけられるとともに、国等から供給される物資を受入れ、避難所等に向けて送り出すために設置する「広域物資輸送拠点」としての位置付けが見込まれる防災道の駅「朝霧高原」の防災機能のあり方、強化方策を取りまとめるため、防災道の駅「朝霧高原」機能強化方策検討会を設置しました。
道の駅「宇津ノ谷峠」
道の駅「宇津ノ谷峠」は、峠を挟んで静岡市側と藤枝市側に駐車場や物産館など3つの施設をもつ全国でもめずらしい構成を持つ「道の駅」です。
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静岡国道事務所 計画課
広域的な災害復旧・復旧活動の拠点として、都道府県の地域防災計画等で、広域的な防災拠点に位置づけられている「道の駅」について、防災拠点としての役割を果たすための重点的な支援を実施する「防災道の駅」制度が創設され、令和3年6月11日に道の駅「朝霧高原」が「防災道の駅」として選定されました。
詳細はこちら 「防災道の駅」として39駅を初めて選定しました!(国土交通省記者発表)
「南海トラフ地震における静岡県広域受援計画」において、警察の広域応援部隊等の「進出拠点」として位置づけられるとともに、国等から供給される物資を受入れ、避難所等に向けて送り出すために設置する「広域物資輸送拠点」としての位置付けが見込まれる防災道の駅「朝霧高原」の防災機能のあり方、強化方策を取りまとめるため、防災道の駅「朝霧高原」機能強化方策検討会を設置しました。
道の駅「宇津ノ谷峠」は、峠を挟んで静岡市側と藤枝市側に駐車場や物産館など3つの施設をもつ全国でもめずらしい構成を持つ「道の駅」です。