藤枝バイパス渋滞ソフト対策社会実験
案内看板設置による渋滞対策
- 国道1号 藤枝バイパス(内谷IC~薮田東IC)下り線 -
国道1号藤枝バイパス広幡IC付近下り線では、交通が集中する朝・夕のピーク時間帯以外にも、慢性的な渋滞が発生しています。
静岡国道事務所では、これらの渋滞を緩和させるためのソフト対策として、内谷ICから薮田東IC間に案内看板の設置を行います。
広幡IC周辺での渋滞原因と対策
- 上り坂での速度低下による渋滞
- 本線での車群形成による合流部での渋滞
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1.上り坂での速度低下による渋滞
渋滞発生のメカニズム
緩やかな上り坂が続く区間では、ドライバーが勾配の変化に気づかず、知らない間に速度低下を起こしてしまうことがあります。先頭車両が速度低下を引き起こすと、後続車両は車間を確保するために減速するため、渋滞の原因となります。
藤枝バイパス広幡IC周辺の場合
広幡IC付近から潮トンネル内にかけては緩い上り坂となっており、潮トンネルを先頭とした渋滞が発生しています。潮トンネルに入る前は渋滞していたのに、トンネルを抜けたらいつの間にか渋滞が解消していた、という経験がある人も多いのではないでしょうか。
写真① 潮トンネル通過後の交通状況
写真② 潮トンネル手前の交通状況
対策
「しずこく」ホームページで速度低下注意を呼びかけると共に、現地の上り坂手前と、上り坂に、速度低下注意を促す案内看板を設置します。
ドライバーの皆様も、この看板をご覧になった時には、上り坂による速度低下に注意をした走行にご協力願います。
2.本線での車群形成による合流
での渋滞
渋滞発生のメカニズム
(A)「十分な車間を確保して走行した場合」と、(B)「車間距離が短く、車群が形成された場合」に、(A),(B)の最終的な走行台数は同じにもかかわらず、(A)はスムーズに走行しているのに対し、(B)は合流部で速度が低下し、渋滞が発生します。
台数は同じでも車間距離が短い
渋滞が発生します。
藤枝バイパス広幡IC周辺の場合
国道1号藤枝バイパス広幡IC付近下り線では、交通が集中する朝・夕のピーク時間帯以外にも、慢性的な渋滞が発生しています。
静岡国道事務所では、これらの渋滞を緩和させるためのソフト対策として、内谷ICから薮田東IC間に案内看板の設置を行います。
対策
広幡IC合流部手前の本線上に、車間確保を促す案内看板を設置します。またランプ部には、スムーズな合流を促す案内看板を設置します。
ドライバーの皆様も、この看板をご覧になった時には、車間を確保し、スムーズな合流を心がけた走行にご協力願います。