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9.28災害では、木曽川中流域の美濃加茂市、坂祝町がいずれも弱小堤防であったため、
この区間から溢水氾濫した洪水によって大災害に見舞われた。
このため、この災害を契機として、緊急的かつ抜本的な改修工事が必要となり、激甚災害
対策特別緊急事業(激特事業)として採択され、築堤及び護岸工事が実施されました。
また、激特事業のみでは、その効用も完全には発揮されないことも考慮して、下流部のすり
付部並びに同様の浸水被害のあった対岸(可児市土田地区)及び坂祝町一色地区、取組、
勝山地区を緊急改修計画地域に編入し、激特事業と並行して実施されました。 |
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激特事業
L=4,833m(美濃加茂市 L=3,046m、坂祝町 L=1,787m)
昭和58年〜昭和63年
緊急改修
L=650m(可児市土田地区)
L=1,730m(坂祝町一色地区、取組地区、勝山地区)
昭和58年〜平成6年
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激特事業の完成 |
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美濃加茂・坂祝における激特及び緊急改修事業はS58〜H6に実施され、築堤、護岸、特殊堤などが完成しました。 |
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しかし、これらだけでは9.28災害の再発防止にはなっていません。
新丸山ダムによる洪水調節と合わせて初めて安全に流下させることができます。
再発防止のために、新丸山ダムは重要な役割を果たすことになります。 |
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