現在使われている道路地図は、高速道路や国道・県道・市町村道といった道路の種類に色分けされているのが一般的です。
しかし、山間部などの道路を実際に走ってみると、国道といっても道幅が狭く急カーブの多いところもあり、実態として国道よりも並行する県道や市町村道・農道・林道の方が道幅も広く走りやすい場合があります。道路のカーブの大きさや勾配、道路の状況は線形から視覚や感覚的に予想するしかありません。
そこで、道路の幅やカーブの大きさ・多さなど道路構造に関する走りやすさが一目で分かる新しいタイプの地図(走りやすさマップ)を作成しました。
現地の道路事情に詳しくない観光ドライバーなど、道路を利用される皆様には、本マップをお出かけの際の一助として役立てて頂きたいと考えております。
道路を国道や県道といった道路の種類にとらわれず、カーブの大きさや歩道設置の有無など道路の構造による走りやすさで、6段階にランクをつけ色分けし、さらに車線数を線の太さと数で表現。道路の走りやすさが一目で分かる地図になっています。
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「道路の走りやすさ」について、道路の幅やカーブの大きさ・多さ、歩道の有無など、以下の6段階に分類しました。
また、市街地部などの道路と郊外部・山地部の道路は、走りやすさに影響を与えるものが異なりますので、「市街地部などの道路」と「郊外部・山地部の道路」に分けて評価しています。