鈴鹿川は、三重県でいちばん人口の多い四日市市よっかいちしへ流れる川です。
鈴鹿川は、亀山市坂下かめやましさかしたの高畑山たかはたやまに源みなもとがあり長さ３８km、流域面積りゅういきめんせき３２３k㎡の川です。
加太川かぶとがわ、安楽川あんらくがわ、内部川うつべがわなどが合わさって３つの市を通って海へ流れます。
鈴鹿川流域では、傾斜けいしゃのゆるやかなところでは、茶畑、畑などに利用され町中では、工業都市として、発展しています。

高潮たかしおによる堤防の破堤はていなどにより死者行方不明者ししゃゆくえふめいしゃ１１５名の大きな被害ひがいが発生しました。

観測史上かんそくしじょう最大流量りゅうりょうを記録した昭和４９年７月洪水では、鈴鹿川の越水えっすいなどにより広い範囲で浸水しんすい被害が発生しました。

鈴鹿川には、みんなが安全・安心してくらせるための施設があります。

鈴鹿川沿川えんせんで大規模だいきぼな洪水や地震などが発生した場合に、総合的な防災態勢ぼうさいたいせいを迅速じんそくに対応するための施設で、鈴鹿川中上流部ちゅうじょうりゅうぶはもとより、下流部かりゅうぶを含む全域ぜんいきでの防災活動のバックアップを可能としています。