川の用語集

あいうえお順で並んでいます。

一級河川(いっきゅうかせん)

国土の保全(ほぜん:守って安全にすること)や、私たちの生活にとって、とくに重要とされる川のこと。北海道には13の一級河川があり、これらは北海道開発局が管理しています。

越水(えっすい)

川の水が洪水時などに堤防の上をあふれて越えていくことです。

改修計画(かいしゅうけいかく)

悪い部分を直す順序などを考えること。

改修事業(かいしゅうじぎょう)

悪い部分を直す仕事。

河床(かしょう)

川の底の地盤。

河道掘削(かどうくっさく)

川の水が流れる道筋を地盤や岩盤を掘り取ったり削り取ったりすること。

降雨(こうう)

雨が降ることです。

洪水(こうずい)

大雨がふって川の水が急に増え、川から水があふれ、はんらんすることを「洪水」といいます。(ただし、河川管理上は、はんらんが起きなくても洪水とよびます。)

降水量(こうすいりょう)

雨・雪・雹(ひょう)・霰(あられ)など、地表に降ったものが、蒸発したり流出したりせずにたまった水の深さ。雪などはそれを溶かした水の深さ。単位はミリメートルで表す。

護岸(ごがん)

堤防(ていぼう)や川岸が、川の流れでけずられたり、こわれたりしないように守る施設。ふつうはコンクリートなどで堤防(ていぼう)の斜面をおおうようにつくります。さらに、草木でおおったり、 すき間を多くしたり、生き物がすみやすいように工夫したものもあります。

支川(しせん)

大きな川は、いくつもの川が集まってできています。それらの川のなかで、川の長さや水の量、流域の広さなどから、もっとも重要とされる川を「本川(ほんせん)」、そのほかの川を「支川(しせん)」といいます。

取水(しゅすい)

河川などから水を取り入れること。

浚渫(しゅんせつ)

河床などの土砂を、水深を深くするために掘ること。

浸水(しんすい)

水につかること。水が入り込むこと。

高潮対策(たかしおたいさく)

台風通過による強風や気圧の変化により、海水面が異常に高まる現象に対応するための方法、手段。

治水(ちすい)

洪水から街やみんなの生活などを守ること。

治水対策(ちすいたいさく)

洪水などの水害を防ぎ、また水運や農業用水の便のため、河川の改良・保全を行うための方法、手段。

直轄河川激甚災害対策特別緊急事業
(ちょっかつかせんげきじんさいがいたいさくとくべつきんきゅうじぎょう)

中間の機関を経ずに、直接に管轄する川で洪水などにより非常に激しい災害(浸水家屋数2,000戸以上、または流出(全壊)家屋数50戸以上)が発生した地域について、概ね5ヶ年を目処に河川整備を緊急的に実施することにより、再度災害を防止する事業のことです。

内水氾濫(ないすいはんらん)

豪雨時に堤内地に水がたまって氾濫する現象。

排水機場(はいすいきじょう)

洪水時の樋門などを閉じてしまうと提内地側に降った雨水が川へ出ていかないので、この水をポンプによって川へくみ出す施設のことです。

破堤(はてい)

堤防が壊れ、増水した川の水が提内地に流れ出すことです。

防潮水門(ぼうちょうすいもん)

津波や高潮などの害を防ぐため、必要に応じて開閉できるようにした門。

流域面積(りゅういきめんせき)

流域とは、ふった雨や雪が、その川に流れ込むすべての地域(範囲)のことです。その範囲の面積を、流域面積といいます。

流下能力不足(りゅうかのうりょくぶそく)

水が流れることのできる力が足りないこと。

流量(りゅうりょう)

単位時間内に流れる水の量です。一般的な単位はm3/s(立方メートル毎秒)で表されます。

漏水(ろうすい)

水が漏れること。