雲出川は、三重県の県庁所在地津市に流れる川です。
雲出川は、津市美杉町みすぎちょうの三峰山みねやまに源みなもとがあり長さ５５km流域面積りゅういきめんせき５５０km2の川です。
長野川ながのがわ、波瀬川はぜがわ、中村川なかむらがわなどが合わさって２つの市を通って海へ流れます。
雲出川流域りゅういきは、おおぎの形をした流域で、古くから多くの水害すいがいを受けてきました。現在は、開発の進む津市、松阪市の発展を支ささえる川として活躍かつやくしています。

基準地点きじゅんちてん雲出橋くもずばしでは、観測かんそく史上最大流量りゅうりょうを記録しました。また、支川しせん中村川なかむらがわが破堤はていするなどおおきな被害をもたらしました。

１００戸を超える浸水しんすい被害が発生しました。

雲出川には、みんなが安全・安心してくらせるための施設があります。

治水ちすいの安全性を考えながら、魚、鳥、植物などの場をまもるため多自然型の川づくりが進められています。