道路施設の老朽化対策

道路施設の老朽化対策(点検・補修)

  • 名古屋国道事務所では延長436.7kmの直轄国道を管理しており、道路施設として、橋梁:1,435橋をはじめとして、トンネル:10箇所、大型ボックスカルバート:149基、門型標識:312基、横断歩道橋:239橋などを管理しています。
  • これらの道路施設の損傷を早期に発見・把握するため、5年に1度の頻度で近接目視による点検を実施しています。また、ICTを活用した点検支援技術により、点検の効率化・省力化を進めています。
  • 点検結果に基づき、計画的な補修を実施することで、安全で円滑な交通の確保、沿道や第三者への被害防止及び橋梁の長寿命化を図っています。
名古屋国道事務所 路線別・道路構造別の管理延長及び構成比
名古屋国道事務所 路線別・道路構造別の管理延長及び構成比
定期点検(橋梁)
定期点検(橋梁)
定期点検(横断歩道橋)
定期点検(横断歩道橋)
定期点検(門型標識)
定期点検(門型標識)

ICTを活用した点検支援技術

ICTを活用した点検支援技術

点検支援技術を活用することで、橋脚の洗掘状況を可視化し、健全度を確認

※洗掘:川の流れなどにより土が削り取られる状態

国道1号 尾張大橋

国道1号 尾張大橋

1933年(昭和8年)の竣工から、約90年が経過しているが、計画的に補修を行うことで、長寿命化を図っています。

舗装修繕(切削オーバーレイ)
舗装修繕
(切削オーバーレイ)
上部工補修(補修材設置・塗装)
上部工補修
(補修材設置・塗装)

道路メンテナンスの推進(愛知県道路メンテナンス会議)

  • 道路管理者が相互に連絡・調整を行い、道路構造物等の老朽化対策の強化を図ることを目的に、「愛知県道路メンテナンス会議」を設立。
  • 地方公共団体が抱える三つの課題(人材・技術力・予算)に対して、技術力向上を目指し国・県・市町村が連携し講習会等に取り組んでいます。
構成員 中部地方整備局・愛知県・名古屋市 他53市町村・中日本高速道路(株)・愛知県道路公社・名古屋高速道路公社・(公財)愛知県都市整備協会
設立日 平成26年4月28日
開催状況(平成27年5月)
開催状況(平成27年5月)
パネル展[東浦町](令和5年1月)
パネル展[東浦町](令和5年1月)
現地講習会[清須市](令和5年1月)
現地講習会[清須市](令和5年1月)