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木曽三川治水ごよみ≪5月≫

写真：船頭平閘門

12日	木曽川改修のための測量が開始された　 明治5年(1872)
	大蔵省土木寮浅野権中属は、中島郡馬飼村（羽島市）より測量を開始し、明治８年初春に概成した。 しかし、火災により原図が焼失しているため、明治１１年、デ・レイケは再度の測量を進言した。

22日	薩摩藩御手伝普請・宝暦治水が竣功した　宝暦5年(1755)
	薩摩藩は、宝暦３年(1753)１２月２５日、幕府より木曽三川御手伝普請の命令を受けた。 家老平田靱負を総奉行として１年３ヶ月の歳月と４０万両の藩費、８５名の犠牲者を出しながらも難工事を完成させ、５月２２日の出来嵩検分ののち幕府へ引き渡した。

3日	佐屋川堤防決壊　海東・海西両郡に氾濫　享保12年(1727)3月
5日	皇居炎上、後に造営のため木曽材の伐り出しとなる　明治6年(1873)
5日	伊自良川堤防切入る　明治10年(1877)
6日	三川出水　被害は岐阜県下14郡に及ぶ　明治14年(1881)
10日	エッセル誕生、オランダ・ハーグにて　天保14年(1843)
12日	船頭平閘門が国重要文化財に指定　平成12年(2000）
13日	海西郡松山村日原（海津市）の木曽川で量水標を建込み　明治5年(1872)
22日	宝暦治水一期工事（定式急破）竣功　宝暦4年(1754）
23日	木曽三川大洪水　木曽長良の堤防決壊330箇所に及ぶ　完成10年(1798)4月
24日	美濃・尾張暴風雨　弘化4年(1847)4月
25日	文政の御手伝普請　長州萩藩などに命令　文政３年(1820)
25日	平田靱負　大牧の本小屋で自刃　宝暦5年(1755）
25日	治水神社竣功 　創建奉祝式（祭神平田靱負）　昭和13年(1938)
29日	油島大橋が開通 　昭和58年(1983)
この月	三川分流碑が建立された　　大正12年(1923)
この月	高須排水機場第一期工事完成　　昭和54年(1979)