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木曽三川治水ごよみ≪2月≫

写真：長良川右岸

7日	長州萩藩等に御手伝普請（明和治水）の幕命　明和３年(1766)
	明和2年は4月の洪水を皮切りに9月まで5回の洪水に見舞われ水難地獄を現出した。幕府は、村々の請願を受けて普請目論見を作成すると、長州萩藩などに御手伝普請を命じた。宝暦治水に次ぐ大工事で約26万両の藩費が費やされた。 長良川河畔（岐阜市四屋公園）に「長州藩士治水顕彰碑」が建立されている。

22日	デ・レイケ　初めての木曽川調査に着手　明治11年(1878)
	2月23日犬山城天守からの流域遠望に始まり、3月8日の津島出発まで木曽三川を初めて調査した。デ・レイケの木曽川流域への到着は、エッセルの回想録、デ・レイケの報告書および当時の新聞報道によると、2月上旬と推定される。

1日	地震あり、大垣城の石垣所々で崩れる。　正徳4年(1715)12月27日
1日	中島郡八神村（羽島市）に土木局出張所が開設された　明治11年(1878)
1日	民有林に対する国土保安上から伐木の停止の太政官布達。　明治15年(1882)
3日	慶長地震　東海・南海に大津波発生　慶長9年(1605)12月16日
5日	ファン・ドールンが「治水総論」を著わす　　明治6年(1873)
7日	長州萩藩・若狭小浜藩・周防岩国藩へ御手伝普請が命じられる。明和３年(1766)
10日	日露戦争始まる　明治37年(1904)
11日	大日本帝国憲法発布　明治22年(1889)
18日	デ・レイケ「耕地及び流河除害の方法即禿山に樹木繁茂の件」建議　明治13年(1880)
27日	宝暦治水第一期工事（定式急破）に着手　宝暦4年(1754)
この月	姫村などが砂防記念碑を建立　明治20年(1887)
この月	デ・レイケが自記水位計の設置を要請　明治13年(1880)
この月	岐阜県が土木局出張所へ粗朶などの工事資材を斡旋、着工体制を支援　明治11年(1878)
この月	ファン・ドールンが「禿山砂防工法説明」を著わす　明治6年(1873)
この月	ファン・ドールン、リンドなどオランダ人技術者来日。　明治５年(1872)