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木曽三川治水ごよみ≪12月≫

写真：長良川側から船頭平閘門を望む

4日	デ・レイケ庄内川山丘土砂流送の件を建言　明治12年(1879)
	11月下旬岐阜付近を調査していたデ・レイケは、27日鵜沼に宿泊。犬山を経由して、明治11年３月から施工している庄内川瀬戸の砂防を視察指導した。 山林管理について、採取料を徴収して樹木の伐採を許可している愚行を廃止するなど、山林規制に対して熟考するよう厳しく提言した「庄内川山丘土砂流送の件」を瀬戸の宿舎で著わし提言した。

18日	西村土木局長、大垣で三県知事と会談　明治19年(1886)
	西村内務省土木局長は、今月10日から木曽川改修工事区域を視察していたが、18日には大垣で岐阜・愛知・三重の三県知事と会談し、改修工事に伴う用地の取得などの基本的事項について話し合い、20年度からの木曽川下流改修工事の着工が確実となった。

5日	デ・レイケ、オランダのコリンスプラートにて誕生　天保13年(1842)
7日	東南海地震　M=8.0 愛知・三重で被害大　昭和19年(1944)
8日	揖斐川・根尾川出水。融雪出水、山地崩壊甚大。　明治24年(1891)
9日	太陽暦採用の詔書　　旧暦12月3日を明治6年1月1日に　明治5年(1872)11月9日
19日	官報「木曽川改修工及水源諸山砂防工」を掲載。　明治16年(1883)
21日	南海地震　M=8.1 津波発生｡　昭和21年(1946)
23日	安政南海地震　M=8.0 安政元年(1854)11月4日
24日	安政南海地震　M=8.4 32時間後に発生。安政元年(1854)11月5日
25日	宝暦治水、薩摩藩へ御手伝普請が命じられる。　宝暦３年(1753)
25日	水質汚濁防止法制定。　昭和45年(1970)
26日	内務省「木曽川流域諸山作業取締ノ件」を厳達。　明治12年(1879)
27日	長良川河口堰建設事業実施方針の指示。　昭和46年(1971)
28日	平田靱負公に従五位が追贈された。　大正5年(1916)
この月	石井省一郎内務省土木局長は、木曽谷を調査して岐阜で越年した。明治12年(1879)
この月	「治水改修有志社」（治水共同社の前身）が発足。　明治12年(1879)