土砂災害について |
土石流とは… 山腹や川底の石や土砂が、長雨や集中豪雨などの大量の水といっしょになって津波のように襲ってくるものを「土石流」といいます。「土石流」の先頭の部分は、大きな石や岩、流木などが集まって小山のようにもり上がっています。その速さは時速20キロメートルから40キロメートルと、自動車なみのスピードです。なかにはゾウの数倍もある大きな岩が混じったものもあり、すさまじい勢いで、あっという間に家や田畑をつぶし、押し流してしまいます。 |
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がけ崩れとは… 「がけ崩れ」は、斜面が突然崩れ落ちる災害です。崩れた土砂は、斜面の高さの2〜3倍も離れた所まで届くことがあります。「がけ崩れ」は、地震や、大雨や長雨で地面に水がしみこんで起きますが、地すべりと違うところは、前触れがあまりなく、突然起きること、スピードが速いことなどです。家の近くで起こると、逃げ遅れる人が多く、大切な人命が失われたり、家が壊されたりします。危ないと感じたら、できるだけ早く避難する心構えが大切です。 |
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地すべりとは… 地面は固さや性質が違う土や石がいくつもの層になって、積み重なってできています。地下水が粘土のような、すべりやすい層に浸み込んでそこから上の地面がそっくりすべりこんだのが「地すべり」です。「地すべり」の動きは、ふだんは1日数ミリメートルとゆっくりですが、突然スピードが増すことがあります。広い範囲で地面がすべり、押し出された土砂が地面の移動によって、家や道路が壊されたりします。 |
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