木曽川上流河川事務所管内における直轄管理堤防の詳細点検について
堤防点検の主旨
河川堤防(以下「堤防」という。)の構造は、主に実際に発生した被災等の経験に基づいて定められてきたものであり、構造物の破壊過程を解析的に検討して設計されてきたものではありません。一方、治水対策の進捗に伴い、氾濫原における人口や資産の集積には著しいものがあり、堤防の安全性の確保がますます必要となってきています。
このため、計画高水位以下の水位時における耐浸透機能に関する河川堤防の所要の安全性について、詳細点検を実施しているところです。
詳細点検状況
木曽川上流河川事務所管内の直轄管理堤防については、詳細点検対象堤防延長約270kmのうち平成17年度末(平成18年3月)時点で、約120kmの詳細点検を終了しています。
木曽川下流河川事務所管内はこちら
https://www.cbr.mlit.go.jp/kisokaryu/kisha/061222/index.html
中部における直轄管理堤防の詳細点検についてはこちら
https://www.cbr.mlit.go.jp/kawatomizu/project/check_dike/index.htm