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森の小さなダムづくり〜水辺に親しむ街づくり・三島湧水群の復活に向けて〜
三島市役所
三島市役所の森の小さなダムづくりは、間伐材を有効利用し、雨水が流れる山の谷部分に制水工を設置して小さなダムづくりを行い、地下水かん養、洪水防止等を目指した活動である。
この森の小さなダムづくりには、市民・企業等のボランティアの参加のほか、小中学校の環境学習の場として地下水の大切さ等の勉強ができるなどの効果を発揮している。
本活動が4年を経過する中で、現在では森林所有者・市民ボランティア・行政の協働による森林の環境改善の活動を推進するため、「森林ボランティア育成事業」、「フォレストインストラクター養成講座」が実施され、その成果として、平成16年には、修了生により「三島フォレストクラブ」が結成され、間伐作業や竹林対策などの活動が行われるなど、市民が一体となった森林保全活動が行われている。
市民らの手による 森の小さなダムづくり |
森の小さなダムづくりは小中学校の環境学習の場としても活用 |
ダムにより調整される雨水 |
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活動の様子
活動の経緯
- 平成13年2月
静岡森づくりフォーラム東部ワークショップに参加し、制水工づくりを体験する。
- 平成13年3月
森の小さなダムづくりについて市長へ説明、今後の普及推進を提案する。
- 平成13年4月
市職員ボランティアにより「森の小さなダムづくり」を初めて実施。
[平成13年度実績]
全6回実施、参加者305人、設置基数78基
[平成14年度実績]
全8回実施、参加者280人、設置基数112基
[平成15年度実績]
全10回実施、参加者317人、設置基数115基
[平成16年度実績]
全9回実施、参加者290人、設置基数72基
[平成17年度実績]
全3回実施、参加者55人、設置基数42基
(平成17年5月末現在)
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