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二百万本の彼岸花と四季の花々で童話の里を彩る環境美化活動
矢勝川の環境を守る会
矢勝川の環境を守る会は、岩滑(やなべ)地区を童話作家・新美南吉の故郷として、童話の里らしく童話「ごんぎつね」に登場する彼岸花をはじめ、四季折々の花で彩ろうと平成7年に発足した。
活動は年間を通して、平日の午前中、毎日球根の補植、除草などを行っている。また、保育園児や小学生が球根を植えたり、地元企業の社員がボランティアで除草作業に参加するなど、地域の住民や子どもたち、また、企業の協働作業となっており、こうした協働作業、まちづくりを通して、人々の間にふるさとを愛し、美しくしていこうとする意識が広がっている。
彼岸花が矢勝川の堤を真っ赤に染める9月下旬には、毎年、旅行会社などのハイキングが行われるなど多くの人が訪れ、観光地としても発展してきている。
活動の様子
会員や地元住民協働による 植栽活動 |
地元企業の協力による除草作業 |
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植栽などの活動により四季の花々を咲かせる矢勝川堤防周辺 |
矢勝川堤防を真っ赤に染める 彼岸花 |
地元保育園児による球根の植栽 |
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活動の経緯
- 平成2年5月
「ごんぎつね」に描かれた彼岸花を植えるふるさとづくりを計画。
- 平成3年7月
彼岸花の養成球栽植場づくり。
- 平成4年8月
球根20万球植栽。
(半田市及び各地の協力者が球根を提供)
- 平成5年8月
球根20万球植栽。
(半田市及び各地の協力者が球根を提供)
- 平成6年6月
矢勝川堤防から数百メートルの場所に新美南吉記念館が開館。
以降、館行事として彼岸花スタンプラリーなど開花期に合せた催し物を行う。
- 平成6年8月
球根20万球植栽。
- 平成7年〜
彼岸花の補植と周辺地に四季の花々を咲かせる活動を年間通して行う。
- 年間を通じて平日の午前中
毎日除草や植栽などの活動を行っている。
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