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将来に向けた都市の魅力:Enhancing City Attractiveness For the Future

 OECD並びにOECD愛知名古屋国際シンポジウム協議会(国土交通省中部地方整備局、愛知県、名古屋市、都市再生機構、(社)中部経済連合会、名古屋商工会議所)においては、平成17年6月2日(木)〜3日(金) 名古屋国際会議場におきまして、「OECD愛知名古屋国際シンポジウム」を開催いたしました。(→開催案内はこちらから)
 基調講演、各セッションを通じて2日間にわたり、延べ270名の方に「都市の魅力」を高めるための先進的取り組みや経験を共有していただき、また共通課題の解決のための意見交換を行っていただくことができました。つきましては、下記のとおり概要をまとめましたので、ご覧ください。

概要
開会挨拶、ウェルカムスピーチ(略)
基調講演1 木村 尚三郎(静岡文化芸術大学学長、東京大学名誉教授)
 都市の魅力は特別な施設などではなく、その土地独自の文化、美しさを創出するべきである。また安心、わかりやすい都市空間は住みやすく、人に優しい。都市の魅力を考える上で大切なことを中心にご講演いただきました。
詳しくはこちらから(PDF 28.3 KB)
基調講演2 Leo van den BERG(エラスムス大学教授(オランダ))
 情報通信革命によって、都市の地域間競争は激しくなっているが、都市のすばらしさを伝えることはイメージの向上につながり重要である。これからの都市政策のあり方についてご講演いただきました。
詳しくはこちらから(PDF 61.5 KB)
第1セッション:都市の魅力向上のための戦略
 都市の魅力を構成する要素は様々で、OECD各国は、固有の歴史、文化資産、景観等を活用しつつ、都市の魅力を向上させるための施策を実施している。このような施策の戦略面に着目し、中心市街地の再開発、各種イベント、プロモーション活動、インフラ整備などの事例紹介と議論を行っていただきました。
詳しくはこちらから(PDF 240 KB)

議長
 アダム・オストリー(カナダ)
パネリスト
 リー・キューバン(韓国)、アルフォンソ・マルティネス・セアラ(スペイン)、西村幸夫(日本)、岡部明子(日本)、ペーテル・セグヴァーリ(ハンガリー)
第2セッション:都市の魅力を将来にわたって持続するための方策
 都市の魅力を向上させるということは、一回限りの応急措置ではなく、長期間にわたり政策努力を積み重ねること。このような過程においての中心的な課題は、経済的、環境的、社会的な持続可能性を確保することである。
詳しくはこちらから(PDF 132 KB)

議長
 アン・ルーデン(ノルウェー)
パネリスト
 松尾 稔(日本)、中井 検祐(日本)ウルリッヒ・ズィロウ(ドイツ)、キース・ソープ(イギリス)
第3セッション:魅力向上のためのパートナーシップ
 都市の魅力としては、各都市の個性や独自性といったものが不可欠な要素となっているが、それらを上手に発揮するためには、地域ごとに州党に計画・管理していくことが必要である。その根底には、地域のリーダーシップと起業家的発想とともに、関係者とのパートナーシップの形成が必要である。
詳しくはこちらから(PDF 131 KB)

議長
 
原 隆之(日本)
パネリスト
 ヴァンセント・フーシェ(フランス)、ジム・ギル(イギリス)、松野 仁(日本)、ロバート・オァー(アメリカ)、ゲルダ・ルールフェルト(オランダ)
クロージングセッション:総括
 各セッションの議長からの報告を踏まえ、OECD各国の政策担当者としてどのような知見が得られたかなどを中心として、シンポジウム全体の総括が行われました。
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議長
 レオ・ファンデンベルグ(オランダ)
パネリスト
 各セッション議長、オディール・サラール(フランス)、阿部 健(日本)

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