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油類や有害物質等が川などに流入し、上水道の取水が出来なくなったり、魚などの生物が死んでしまう被害が発生する事故のことです。 事故が起きた場合は、被害を最小限にくい止めるため、速やかな対策・対応が必要です。事故を目撃された方は、素早い通報にご協力下さい。通報は最寄りの関連機関(協議会構成機関)までお願いします。
(左) 水質事故によりへい死した魚 (右) 水質事故の処理例。流出した油を、専用マット(水面
の白い四角)に吸着させて回収 | |
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河川における水質事故は、工場等における操作ミスや機械の故障、交通事故、廃棄物の不法投棄等に起因する油類や化学物質の流出等により生じます。 水質事故により、上水道等の取水停止、魚類の斃死等により社会生活や生態系・水循環系に重大な影響を及ぼす場合もあります。
水質事故の原因には、不注意によるものや施設の不備によるものなどがあります。日頃の設備点検や普段からの注意に心がけ、水質事故を未然に防ぎましょう。 | |
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(上左)ビニールハウスなどの燃料用タンクの配管の老朽化・亀裂による油漏れ (上右)交通事故による危険物等の流出
(下左) 貯蔵タンクから小型タンクに移し替える際不注意による油流出 (下右) 事業所の油水分離槽のオーバーフローによる油流出 | |
木曽川流域周辺の地形図 [JPEG]
水は「流域」とよばれる、山のいただきのつながりである分水嶺を境にした中を巡っています。山に降った水は、川を流れ、やがて海に出て、また蒸発して山に降り注ぐまでに、多くの生き物や人々に利用されています。
流域にはそのような「水循環」があることを忘れずに、水質事故に気をつけ、また、川や湖などの水を汚さないように気をつけましょう。 山々に囲まれた流域の中を水は巡っています。
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18 総使、第619号)
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| 水質事故を起こすと対策費用は原因者の負担となります。日頃の設備点検や普段からの注意に心がけ、水質事故を未然に防ぎましょう。
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平成6年と平成16年の水質を比較したマップ(冊子)です。地点ごとのBOD75%値の測定値と、生物調査の結果を集約しています。お問い合わせはこちら。 |
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