ここから本文米国ハリケーン・カトリーナ水害調査報告

 昨年8月末米国で発生したハリケーン・カトリーナによる災害は、死者1,200人を超える大災害となりました。一方、中部地方では、昭和34年伊勢湾台風により濃尾平野を中心として5,000名以上の犠牲者を出す未曾有の被害を受けました。
両地域とも広大な海抜ゼロメートル地帯を擁しており、計画を越える高潮が発生した際には、再び、甚大な被害を受ける可能性があります。
 そこでニューオーリンズ市等のゼロメートル地帯の被災状況を把握し、類似のゼロメートル地帯を抱える濃尾平野の高潮防災対策などに資することを目的に、伊勢湾地域の水防関係者や大学教授等から成る「ハリケーン・カトリーナ水害調査団」を結成し、11月8日〜14日にかけて現地調査を実施しました。
 また、実際にカトリーナ災害の対応と復旧に携わった関係者を招き、12月17日に名古屋市内においてシンポジウムを実施し、伊勢湾台風とハリケーン・カトリーナにおける対応や対策、教訓などに関する情報や意見を交換し、今後の水防災対策のあり方等について議論しました。


【シンポジウム プログラム】(PDF形式 104KB)
【シンポジウム 当日配布資料】(PDF形式 1.42MB)
【シンポジウム 概要】(PDF形式 3.66MB)

米国現地調査の現状
米国現地調査の現状
シンポジウムの様子
シンポジウムの様子

[問い合わせ先] 河川部河川計画課 TEL 052-953-8148


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