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ここから本文南木曽町梨子沢における土砂災害警戒避難に関する検討会

 台風8号の接近に伴う豪雨により、長野県木曽郡南木曽町を流れる梨子沢において、平成26年7月9日17:40頃発生した土石流は、死者1名、重傷者1名、全壊家屋5戸、半壊家屋5戸、国道19 号への土砂流入及び、JR 中央本線橋梁の流失等、甚大な被害を生じさせました。
 この災害を受け、関係行政機関は、上空および地上からの調査を行い、被害の状況を把握するとともに、梨子沢及びその周辺の土石流危険渓流における崩壊発生・不安定土砂の存在状況や既設砂防堰堤の効果等を確認した結果、今後の梅雨前線や台風等による降雨の際には、渓流に依然として厚く堆積している不安定土砂が移動し、再び流下・氾濫し二次災害を引き起こす恐れがあることが判明しました。
 このため、今後の降雨時における避難等判断基準を設定し、梨子沢及びその周辺の土石流危険渓流の警戒区域内に住む住民がより適切な避難行動をとることができるよう、警戒避難体制の構築に向けた検討をすることを目的に「南木曽町梨子沢における土砂災害警戒避難に関する検討会」を設置するものです。


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