狩野川での鮎の友釣りは
いつごろから始まったのですか?



鮎の友釣りは、ナワバリを持つ鮎の習性を利用した釣り方です。餌の代わりに生きた鮎をオトリとして泳がせ、それを追いかけてきた野鮎を引っ掛けるのです。世界的にも珍しいとされるこの友釣りを考え出したのが、狩野川の釣り師たちであるといわれています。静岡県田方郡大仁町で発見された、天保年間(1833〜1844)の古文書に友釣りに関する記載があります。
全長約46kmの流域ほとんどで鮎釣りが楽しめる狩野川は、釣り師たちの間でも有名。まさに狩野川は、鮎で生きる川といえます。




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