ゼロメートル地帯って何ですか?



ゼロメートル地帯とは、「濃尾平野における海抜1.20m(大潮のときの平均満潮位)に相当する等地盤高線の範囲、つまり海面より低い所」をいいます。木曽川を包むように広がる濃尾平野は日本最大のゼロメートル地帯です。
濃尾平野のゼロメートル地帯は402km2にもおよび、ひとたび洪水氾濫が発生すると被害は計り知れないものになってしまいます。このような水害から街を守るため、堤防のかさ上げや長良川河口堰の建設等を始めとする治水工事が着々と進められています。


氾濫区域(庄内川以西のゼロメートル地帯を含む)
ゼロメートル地帯

資料:平成3年における濃尾平野の地盤沈下の状況
発行:東海3県地盤沈下調査会

木曽三川の氾濫区域面積
ゼロメートル地帯
1,239km2
402km2

■ゼロメートル地帯の比較表
主な地域
ゼロメートル地帯(km2
濃尾平野
402
筑後・佐賀平野
253
関東平野
145
新潟平野
142
※ゼロメートル地帯;朔望平均満潮位(T.P. 1.20m)以下の地域




【中部の川と水Q&Aへ】