整備効果

期待される整備効果
朝夕ピーク時の快適な通勤に期待
通勤渋滞緩和に寄与!
- 島田金谷BP(新大井川橋)では、朝・夕時間帯を中心に激しい渋滞が発生。
- 4車線化整備により、交通容量が拡大されることで渋滞が緩和し、快適な通勤が期待される。

時間帯別の旅行速度状況

4車線化整備による通勤渋滞の緩和イメージ

通勤利用者の声
4車線化で通勤時間帯の渋滞が緩和し、向谷ICや大代ICが利用しやすくなり、通勤時間に余裕ができることが期待されます。
【出典】企業へのヒアリング(R6.7月実施)

新大井川橋手前の渋滞が緩和され、旗指ICからバイパスを利用出来れば、通勤時間が短縮されます。また、一般道の自転車や歩行者との接触機会が大幅に減り、事故のリスクが低減されます。
【出典】企業へのヒアリング(R6.7月実施)

新東名アクセス性や東西・南北物流の強化
紙・パルプ産業等の活性化!
- 紙・パルプ等の製造業が盛んな地域で、道路ネットワークが物流面で重要な役割を担っている。
- 新東名(島田金谷IC)へのアクセス圏域が拡大することで、物流の円滑性・利便性が向上。
- 工業団地から藤枝方面の所要時間について、金谷御前崎連絡道路の開通との相乗効果で所要時間が短縮し、物流の速達性が向上。

製造品出荷額等の内訳

高速ICアクセス時間の変化

工業団地⇒藤枝方面所要時間の変化

周辺地域における東西・南北物流の強化

企業の声(島田市内:紙・パルプ産業)
原料の仕入れや製品出荷時に国道1号等を経由し、新東名高速道路を利用しています。渋滞緩和によるドライバーの拘束時間の削減や、事故による通行止め発生が無くなることを期待しているため、早期の4車線化を望んでいます。
【出典】企業へのヒアリング(R6.6月実施)

製紙業
静岡県から世界へ 木材・お茶産業の発展
輸送活動の円滑化!
- 島田エリアでは地域特有の産業として、木材やお茶の生産が盛ん。
- 4車線化整備により、東西方向への輸送等で渋滞回避につながり輸送活動が円滑化。

島田エリア特有産業のイメージマップ

島田エリアにおける木材産業
島田市の森林面積

木材産業における物流の流れ

島田エリアにおけるお茶産業
緑茶の出荷量割合

お茶産業における物流の流れ

茶商組合の声
製茶工場⇒港湾への東西方向への輸送で、島田金谷バイパスを利用しています。
主に夕方頃の輸送が多く、4車線化整備により、渋滞回避につながると期待しています。
主に夕方頃の輸送が多く、4車線化整備により、渋滞回避につながると期待しています。
【出展】茶商組合へのヒアリング(R5.1月実施)

安定かつ効率的な救命救急活動の支援
スムーズな搬送ルート!
- 現状の国道1号では正面衝突のリスクが高く、渋滞時に追い越しが困難。
- 4車線化整備により救急搬送がスムーズになり、安定かつ効率的な救命救急活動につながる。

第3次救急医療施設までの搬送ルート

搬送時の課題
島田市内から藤枝市立総合病院への搬送では、基本的に島田金谷バイパスを利用するが、渋滞時は並行県道を利用
→渋滞状況に応じた使い分け
●国道1号経由
幅員が十分でなく、渋滞時に追い越しがしづらい●[県] 島田岡部線経由
信号が多く速度が出せないため、ブレーキ使用回数が増え、搬送患者への負担が大きい4車線化による救急搬送時の追い越しイメージ

消防署の声
島田金谷バイパスの渋滞が解消されれば、救急搬送の迅速化や患者への負担軽減に繋がると考えています。
【出典】島田消防署へのヒアリング(R2.8月実施)

新たなインバウンド観光需要の
取り込みに期待
陸・海・空が集結するエリアのNW強化
- 島田金谷地区は、「ゴールデンルート」の中心に位置し、国や県ではインバウンド回復に向けた取り組みを実施。
- 4車線化整備に加え金谷御前崎連絡道路接続により、新たな観光需要取り込みをインフラ面から支援。

Q. ゴールデンルートとは?
A. 訪日外国人観光客が、主要で人気のある 地域(東京・箱根・富士山・京都 等)を巡る 広域の観光周遊ルートのことを指します。

インバウンド回復に向けた国や県の取り組みの例
富士山静岡空港の利用状況

富国有徳の「美しい“ふじのくに”」づくり
- 空港を拠点とした地域の魅力づくりの推進
- 富士山静岡空港等を活用した戦略的なインバウンド施策の推進
富士山静岡空港

「静岡の玄関口」から
「日本のゲートウェイ」となる空港へ
【出典】静岡県の新ビジョン後期アクションプラン
写真:富士山静岡空港(株)提供
島田金谷パイパス周辺のNW・観光施設




【出典】写真:島田市提供
