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富士山南西麓(ふじさんなんせいろく)では、大沢崩(おおさわくず)れをはじめとして、古くから雪代(ゆきしろ)(スラッシュ雪崩(なだれ))等の土砂災害が頻発していました。そのため、土地利用が困難でした。 しかし大沢扇状地(おおさわせんじょうち)を代表に砂防施設の整備が進んだ結果、土砂災害が減り、農場・工場の土地利用が促進、地域の生産力も向上、また観光客数も増大するというストック効果を生んでいます。 |
富士山南西麓の過去 富士山南西麓(ふじさんなんせいろく)には、大沢崩(おおさわくず)れを代表例に普段は水が流れていない沢が数多く存在しています。これら渓流では融雪期(ゆうせつき)や豪雨期(ごううき)にたびたび土石流(どせきりゅう)が発生し、田畑や家屋等に甚大な被害を与えてきた歴史があります。 加えて、潤井川(うるいがわ)の河床上昇や田子の浦港(たごのうらこう)への土砂堆積を引き起こす等、沿川の住民は多くの被害を被ってきました。 |
昭和54年10月19日 野中橋
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田子の浦港に土砂堆積
提供:「静岡新聞 昭和47年5月17日」掲載記事 ![]() |
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FUJISABO
通信 平成28年2月12日 第96号 発行:国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所 静岡県富士宮市三園平1100 電話 0544-27-5221 |