topix

第19回富士山への手紙・絵コンクール 表彰式
 2月21日(土)富士宮市民文化会館において、富士山への手紙・絵コンクール表彰式が行われました。 審査委員長を務めた作家の村松友視先生からは、「多彩なセンス多様な文章に出会う」として、 今年は、優れた作品が多かったせいで、最終審査がきわめてスムーズに行われた。 充実した候補作にめぐまれた……という余韻が残っている。と感想をいただきました。最優秀賞は以下のとおりです。
事務所長の表彰をうける横山さん(新潟市)
事務所長の表彰をうける
横山さん(新潟市)

絵の部  最優秀賞 画像をクリックすると別ウインドウで大きく見られます
上杉隆太 さん
石野結希 さん
中村和史 さん
佐野来実 さん 小林 豊 さん
幼児の部
リーチェル幼稚園
(富士宮市) 6歳

上杉 隆太 さん
小学校低学年の部
富士市立富士川第一小学校
1年

石野 結希 さん
小学校高学年の部
富士市立広見小学校
5年

中村 和史 さん
中学生の部
静岡双葉中学校
1年

佐野 来実 さん
一般の部
静岡市
?
小林 豊 さん

手紙の部  最優秀賞
小学生低学年 の部
富士宮市立大宮小学校2年 河村 叶子 さん

 富士山は男ですか。女ですか。 わたしは、どっしりしたすがたがかっこいいので、男だと思います。 お母さんは、ゆきのおけしょうをしたやさしいお母さんだと言います。 お父さんは、天気を教えてくれたり、台風から町をまもってくれるので、 ちょうろうみたいだと言います。おじいちゃんとおばあちゃんは、神さまだと言います。 こうして家ぞくで、大すきなふじ山の話をしていると、楽しくてしあわせな気分になります。

選評:「わたし」「お母さん」「お父さん」「おじいちゃん」「おばあちゃん」のそれぞれに思う富士山のイメージがあざ やかで、 富士山についてこんな話ができる家庭のゆたかさを感じさせられる作品だった。 自分はどう答えるだろう、と読み手にも楽しみを与えてくれる作品だ。
小学生高学年の部
富士宮市立上野小学校5年 高山 龍斗 さん

 寒い冬のねむりから、目覚めたカエル達がいっせいに鳴き始める五月。 ぼくの住む富士宮では、田植えが始まる。 「カシャッ」っという機械の音とともに、お父さんが上手に苗を植えていく。 ぼくも手伝う。“フッ”と下を向くと、水田に写る富士山と目が合う。 きれいなさかさ富士……今、ここでしか見れないぼくの、お気に入りの風景だ。 ぼくは、この季節が大好きだ。富士山を背に、だんだんとみどり色のじゅうたんがしきつめられていく。 お昼、こんどは、ぼくたちが、富士山を見つめながらワイワイと、ごはんを食べる。 富士山と、塩むすびが、最高においしくて何とも言えないぜいたくさ。 そして、空が少し高くなり、秋の香りがしだすころ、たくさんに実ったお米のしゅうかくだ。 富士山と、新米の塩むすび……今から、想像するだけで、「ゴクン」っと、つばを飲みこむぼくがいる……

選評:田植えへの刻々の時のなかであらわれるいくつもの富士山の顔が見事に描かれていた。 塩むすびと富士山の組み合わせは、すばらしかった。

中学生の部
 富士宮市立富士宮第二中学校2年 深澤 功紀 さん

高校生・成人の部
 新潟県新潟市 横山 美砂子 さん 

●ご意見・ご感想・ご質問など、お気軽にお寄せ下さい。
国 土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所
〒418-0004 静岡県富士宮市三園平1100 TEL 0544-27-5387
担当/建設専門官 落合 または 調査課長 大森まで
インターネット https://www.cbr.mlit.go.jp/fujisabo/ E-mail fujisabo@cbr.mlit.go.jp
富士宮砂防出張所
〒418-0103 静岡県富士宮市上井出1321-9
TEL 0544-54-0236
由比出張所
〒421-3211 静岡県静岡市清水区蒲原新田2丁目16-8
TEL 054-389-1202
  「ふじあざみ」に掲載している内容・データ等は、現時点までに得ている調査結果を基にしています。
今後の調査等の進展により、内容の一部または全部に変更が生じる場合もあります。

もどる ホーム つぎ FUJISABO 通信 平成27年3月15日 第93号
発行:国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所
静岡県富士宮市三園平1100 電話 0544-27-5221