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富士山火山広域避難計画を策定
 2月6日「ふじさんめっせ」において、第3回富士山火山防災対策協議会、富士山火山防災対策シンポジウムが開催され、 富士山広域避難計画(案)が公表されました。広域避難計画の対象とする火山現象は、火口形成、火砕流、大きな噴石、溶岩 流、融雪型火山泥流、降灰、小さな噴石です。計画では、影響想定範囲、避難を要する範囲、避難先、避難時期、避難対象 者、避難開始基準、避難解除基準、避難対象範囲が示されました。
溶岩流におけるライン避難
 溶岩流の場合は対象ライン(沢筋)毎の避難となり、 影響想定範囲は想定火口範囲が第1次避難対象エリア、 溶岩流が3時間以内に到達する範囲を第2次避難対象エリア、 溶岩流が24時間以内に到達する範囲を第3次避難対象エリア、 溶岩流が7日以内に到達する範囲を第4次A避難対象エリア、 溶岩流が40日以内に到達する範囲を第4次B避難対象エリアとしています。

溶岩流等の影響想定範囲と避難対象エリア
溶岩流等の影響想定範囲と避難対象エリア
溶岩流単独ライン避難対象者数

もどる ホーム つぎ FUJISABO 通信 平成26年3月25日 第89号
発行:国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所
静岡県富士宮市三園平1100 電話 0544-27-5221