report

キャンプ砂防2013in富士山
 砂防を専攻する大学生に、国土交通省の砂防関係機関で就労体験を通じて砂防に対する理解を深め、 土砂災害防止に関する意識の向上を目的に毎年実施されています。
 富士砂防事務所でも、「キャンプ砂防2013in富士山」と題して、 金沢大学、岐阜大学、京都府立大学、日本大学の学生4名が参加し、8月26日から30日までの間実施しました。 限られた時間の中で、富士山の砂防事業についてテーマを決めて学習することで、 参加者自ら学ぼうとする姿勢を感じとることができました。
 また、活火山富士山における火山地形と砂防事業の関わり、 大沢崩れ対策工事や由比地すべり対策事業、富士山の砂防事業の現場を実際に見ることで、 砂防の意義、役割、防災対策の重要性を実感し、 砂防事業に対する認識をさらに深めることができたと思われました。
富士山宝永火口にて
富士山宝永火口にて
閉校式(前列左右4名が参加者)

閉校式(前列左右4名が参加者)

かりがね祭り(10月5日)に 出展
 富士川は急流であり、川沿いにあたる富士市は度重なる洪水による災害が多発していたが、 1615年から古郡重高・重政・重年の父子3代が、1674年の完成まで50年以上の歳月を費やし、 水田を富士川の洪水被害から守るため、「雁堤」と呼ばれる全長2.7kmに及ぶ堤防を完成させ、 古郡氏三代の偉業を後世に残すため、昭和62年より「かりがね祭り」が開催されてきました。 富士砂防事務所では、河川愛護意識の高揚を図るため砂防事業アピールを行いました。
かりがね祭り(10月5日)に出展

富士山火山防災講座
 9月1日静岡県総合防災訓練の一環で、富士宮市外神スポーツセンター会議室において、 富士山火山噴火避難訓練に参加された住民を対象に火山防災講座を実施しました。 噴火に備え何をすればいいのか関心のある講義でした。
富士山火山防災講座


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国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所
〒418-0004 静岡県富士宮市三園平1100 TEL 0544-27-5387
担当/建設専門官 落合 または 調査課長 大森まで
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  「ふじあざみ」に掲載している内容・データ等は、現時点までに得ている調査結果を基にしています。
 今後の調査等の進展により、内容の一部または全部に変更が生じる場合もあります。

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発行:国土交通省中部地方整備局 富士砂防事務所
静岡県富士宮市三園平1100 電話 0544-27-5221